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ニューカレ日記 4月


みなさん、お久しぶりです!やっとnoteに戻ってこられました、真穂です🙏

4月15日昼に日本を旅立ち、その日の夜中に新天地・ニューカレドニアに降り立ちました。
着いてから1週間は行政手続きやら学校やら、日々ジェットコースターのようで、
学校のWi-Fiは繋がらない(学校の寮に住んでいるので)からパソコンは使えないし、外の変化はもちろん、気持ちもマインドもぐるぐるしていたので
とにかく環境に自分を馴染ませることを優先していました。

やっと今日、ペースをつかめてきた気がしていて、5月になる前に色々アップデートしておこうと思い、夜な夜な書いています。


⭐️
その前に、前回のnoteについて、一人の友人が読んで感じたことを丁寧にメッセージで送ってきてくれました。

彼女もまた、父との間で同じような状況を経験したらしく、「言語化してくれて、ありがとう。」と伝えてくれました。

家族の形って、本当に一人一人違うし、ましてや参考になるようなパーフェクトな家族の形をシェアしたわけではないのに、

葛藤、いろんな思い、私の家族と経験して気づいたことが、こんなふうに誰かのハートに寄り添える材料になるとは、嬉しい限りです。
なかなかプライベートのことをオープンにするのって勇気がいるけれど、思い切ってシェアしてよかったなと感じています。

私はそんなあなたから、たくさんのギフトをもらっているよ。ありがとう。


このnoteも、あなたの人生にちょっとしたインスピレーションやスパイスを届けられますように🧂

On y va !


ニューカレドニアという国


私が今いるニューカレドニアは、ニュージーランドの上、オーストラリアの右側に位置する小さな島国で、首都はヌメアという街。
日本からのフライトは8時間弱、公用語はフランス語で、フランス領になります。南の国のフランスって感じで、なんだか面白い。

ポリネシア系の人が大半で、フランス本土からの人、他アジアからの移民の人などいろいろなバックグラウンドをもったから構成されているユニークな国。そんなふうに感じている。

ここです

日本からはニッケル労働者として1890年ごろから多くの人が移り住んだらしく、ご先祖様に日本人がいる、両親どちらかが日本人という人と何人か知り合った。

日本語教育もなんと中学校からあり、選択した生徒は第二外国語として日本語を学ぶ。わたしの近所にある図書館は日本のキャラクターの壁絵で、2階は全て漫画コーナー、学校の図書館にも漫画コーナーがあるほど日本のサブカルチャーが人気。

そんな国で、期間は限られているとはいえ現地の高校生に日本語を教えるという、滅多にない貴重な仕事に取り組ませていただいている。
(通常ニューカレドニアやフランスで現地の中学高校で教育する側になるには、フランスの教員免許、資格が必要になる。フランス人の友人から聞くところによると、フランス人でも取得が難しいかなりハイレベルな資格らしい。)


暮らしている場所


担当の学校そして今暮らしている寮があるのは、ヌメアからバスで30分ほど離れたダンベアという街。
到着した翌日からすでに、私の大好きな街になった。

朝5時半ごろ


街全体が、山、自然に囲まれているの。

到着したのは真夜中の1時ごろだったから、周りがどんな感じなのかわからなかったのだけれど、
朝起きたら圧巻の景色で、感動してベッドから飛び跳ねて出て、歓喜の舞を踊ったほど。



ヌメアは都会という都会ではないのだけれど、物価は割高、そして人が多くて夜で歩くのはちょっと危ない場所。

対してダンベアは学校が中心、平日は生徒や先生がよく道を歩いていて、歩ける距離には映画館とカフェ、そしてニューカレドニアで有名ないろんなものが揃うショッピングモールみたいなところがある。

人も多くなく、少なくもなく、ちょうど良い感じ。

とても立派で大学のキャンパス並みの高校、ここで働いている。
建物の真ん中に開放的な庭があって、自然が近くに感じられるの。


そして極つけは、同じプログラムで英語アシスタントのEjaがお隣さんだということ!!!

彼女は同じくビザで1ヶ月ほど遅れて到着(私が到着して、次の次の日に到着)した、例のオーストラリアの仲間。
覚えていますか?笑

この2週間のうちに3回、お互いの部屋でディナーを用意しあってたくさん色々なことを話したのだけれど、
好きな色、好きな本、海外に長期滞在するのがお互い初めてだということ、言語に対する考え方、環境問題に対する意識の変化、恋バナ、あともう一つくらいあったのだけれど、とにかくびっくりするくらい似ていて…
とても気が合う彼女。


遅れて到着したから、私たちは自分たちで銀行口座開設、ビザの手続きをしなければならなくて、お互いに確認しあってチャレンジクリアしたり。

日々気づいたことや見たもの聞いたことをシェアし合うので、なんだか二人分経験しているような感じ。

それに、彼女とももちろんフランス語で話しているのだけれど、彼女のおかげで英語の先生たちとも知り合うことができて、とてもありがたい存在だ。

夜中なのにミルフィーユ🤤
この日はオーストラリアの恋愛プロセスについて話が盛り上がって大笑いした。



高校での授業


このプログラム期間にわたしが担当するのは2校の高校、今までに約300人ほどの一年生から三年生までの生徒と出会った。


アシスタント募集だったので、先生の補助的な仕事かと思いきや
初回から55分の授業を任され、「これをやってください」みたいなリストも存在しないので一から授業を考えて、生徒を見ることになるみたいだ。
正直最初は驚いた。

一緒に働く先生とのコミュニケーションはもちろんフランス語、でも授業中はフランス語厳禁、すべて日本語で教えるスタイル。
プログラム候補者の中から先生がわたしを選んでくださったみたいで、受け持つ授業の責任はもちろん伴うし、少々プレッシャーを感じている。


それでも、生徒たちが本当に優しくて親身に授業を受けてくれていて、生徒と一緒に働く先生たち、そしてEjaのおかげでなんとかやっていけそう。

それに、日本で受けていた養成講座の実践の経験がとても役に立っていて、
まだ手探り状態だけれど、生徒たちはもちろん、自分のためにも1日1日ベストを尽くして取り組んでいこうと決めている。

お昼に先生とレストランで食べた。


ケーキ、たくさん。
手前のバニラフランをいただいた。


それにしても、所違えばで学校のシステムはもちろん、先生たちの働き方もまるで日本と違くて、毎日何かしら新しい発見がある。
そんなことも、近々シェアしようと思っているのでお楽しみに🤍


海外暮らしについて


私の人生で叶えるビジョンの一つに、「世界中の好きな街で旅するように暮らすこと」がある。
一気に実現できるものではないかもしれないけれど、そのプロセスさえも、「今ここを生きるビザの旅」があったように楽しみながら実現していく。

去年の神戸に続いて今、ニューカレドニア。


そう、私はこの子たちに、この人たちに会いたかった。
そう、私はこの雰囲気の中を生きてみたかった。

「ありがとう、ありがとう、、」と日に何度感じても伝えても足りないくらいの感謝の中を生きている。


そこでしか出会えない人々、見られない景色、聞けない音があって、
カルチャーがあって、食べ物があって、気づきがあって…

それらを自分の身体で感じて、自分の小さな世界の水面に
ぽとぽとエッセンスのように加えて、拡げて深めて味わってみたいの。


今見ている世界も、人生単位で見たら一瞬なのかもしれないと思うと少し寂しいけれど、
だからこそ今いる場所、目の前の人々との一瞬一瞬にちゃんとチューニングして
日々の生活に慣れすぎずに、毎日違う1日だということをリマインドしながら楽しんじゃおうと思う。




日々アウトプットに対して追いつかないほどのインプットで、全てを書き記すことはできないけれど、これからなるべく皆さんにお便り書けるようにします💌

ちなみに今日(4月30日)の気づきは
・スーパーは日曜日13時閉店。
さて1週間分の食糧調達に、と思って向かったら、ちょうど13時で閉店…がーん。
こんなふうに日々身をもって学んでおります。
・みんなピュアな心の余裕があるように感じられる。
夜まで近くの映画館のカフェで作業していたときに、たくさんの人が映画を楽しみに来ていて、なんだか本当の意味で人生を楽しんでいる感じがした。

開放的でポップコーンの香りのするカフェ。こんな場所が近くにあるのもとてもありがたい。


ここまで読んでくださった、そこのあなた!!
心の底から、ありがとうございます☺️🙏
きっと今日は、素晴らしい1日になるでしょう🌈✨

そしてあなたのみている世界で、今日はどんな発見があるのかしら。


また書きます!


Love,

真穂

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