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離婚しても特別

実は先週も今週も大豆田とわ子を観て泣いた。

先週は唄が家を出ていくシーンで泣いて、今週は唄に抱きつくとわ子を見て泣いた。

どうも唄を自分の娘と重ねてしまう。

いつか娘が家を出ていく日を想像しただけで寂しいし、久しぶりに会えた唄に抱きつくとわ子の気持ちが分かりすぎて痛かった。

子供というのは何にも代えられない。まさに宝物。

私も結婚して子供がいるが、どれだけ旦那と喧嘩しようと離婚を考えたことはない。

その理由の一つに子供がある。
ただ、それはよく聞く親権がどうとか1人で育てていく自信がどうとかいう話ではない。

旦那とは、子供を通した小さな幸せをあまりに多く共有しすぎているからだ。

「見て、足の裏かわいい」
「ほんとだ」

「見て、この寝相」
「かわいいね」

こんな些細な子供の話をできる相手は、子の親であるお互い以外にいない。友達に自分の子の足の裏の可愛さを語ったところで心からの共感は得られない。

我が子の可愛さに心の底から共感してくれて、オチの無いエピソードを語っても「可愛いー!」と本気で盛り上がれる相手は、この世でたった1人。旦那は特別だ。

とわ子の元夫3人組の中で八作にだけアドバンテージが付いているように見えるのは、唄がいるのも大きいと思う。

多くの幸せを共有した相手は、きっと別れてもどこか特別。嫌いになって別れたわけじゃないなら尚更だ。

とわ子のように自立した軽やかな40代女性を主人公にしたドラマはまさに令和という時代を映し出している。

結婚相手に生活を委ねず、自分の意思で人生を動かしていける女性が現実にどのくらいいるだろう。

私は自分の娘に、自分の意思で自由に人生を選択できる大人になるための「教育」を与えたい。

大豆田とわ子と三人の元夫、また来週!!!!!

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