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日頃のつぶやきな私

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筆者自身の生い立ちや日頃の生活上で振り返ってみた内容が多く出ています。 またグルメなど楽しい情報も配信できるようにしていきますね💦
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2021年2月の記事一覧

大学と今の違い

大学と今の違い

私、実は大学時代と社会人時代でもう一つの聞こえる世界を経験している。その世界があるバイト先である。実にいうと3ヶ所で経験しているわけだかそのうち、1ヶ所はとても長くお世話になっている。

それは、誰もか知る有名なファーストフード業で大手なマグドナルドである。北海道では、「マック」と呼ぶが関西辺り以降?では「マクド」と呼ぶらしい。地域ごとで呼び方が違うことも面白い。笑

 とはいえ、あるバイト先での

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情報収集の学びを得た場所

情報収集の学びを得た場所

今の私がいる活動者としての心構えの一つであり、その自芽を咲かせた原点が「全日本ろう学生懇談会」である。(以下、「全コン」と略称しておく。)全コンで何?と初めて聞く方もいるので、簡易に説明したい。

全日本ろう学生懇談会(以下略「全コン」)という団体は、全国のろう学生(※1)が集まって、交流をはじめ、学生生活で起こる様々な問題について話し合っており、ろう学生がより良い学生生活の向上を図るために活動し

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情報保障支援の変化とコロナ禍

情報保障支援の変化とコロナ禍

今回は、大学時代の話になる。高校までは教師の話や教科書でなんとか学ぶことができるということが当たり前だった。

そんな世界に甘えている私が、大学で学び方を大きく変える経験を受ける。もちろん、不安はあったが幸いS大学には情報保障支援がもともと整備されており、卒業した先輩のアドバイスで難なく受け始めたわけである。ノートテイクとPCテイクを受ける割合は、ほぼ半分と充実していた。(※1このスライドは、大学

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特別支援教育の始まりと私

特別支援教育の始まりと私

 タイトルの通り、私が特別支援教育に触れるというのは大学3年になる。それ以前は、「特殊教育」でありろう学校という名称が一般的であった。しかし、「特別支援教育」という制度に改革するという文科省の動きによって障害別だった免許状の専門性も一つの大きなまとまりになってしまったのである。これに従い、私の目標も学びも多様に変化してしまったことは「まずはじめに自己紹介③」で短く触れているので読んで頂ければ幸いで

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自分に厳しく相手にも厳しく

自分に厳しく相手にも厳しく

 私が今、抱えている気持ちは死んでいく理由があるのになかなか行動に踏み切れないことを正直ここに記しておく。現在、YouTube、note投稿と出来る限り、これまでの学びの蓄積や自分のもてる力と人生を振り返る意味で色々と表現してみたが、結局は何にも効果に期待はないといっておこう。単なる自己満足のアピールする場所であって、客観的な評価は得られないものである。まるで、遺言日記を書いている感じなのだ。

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観光は社会の勉強になる

観光は社会の勉強になる

私が初めて、北海道を出たのは高校2年の見学旅行(京都・大阪)というわけだか本格的に本州にわたる機会が習慣化したのは、全日本ろう学生懇談会に入会して役員などを経験したことに始まったわけである。現在までの記録でいうと自慢話ではないが、結構よく行ってたくさんの人脈を広げつつ、その地域の特徴を楽しむことが出来たのではないかと思っている。

47都道府県のうち、36都道府県制覇!!中国・四国地方と沖縄地方は

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ことばの獲得を振り返って

ことばの獲得を振り返って

 大学時代に作成したレポートを整理するにあたり、「ことばの獲得」を自分の経験から今の早期教育に対して伝えていきたい。以下、当時のレポート内容(2010年8月作成)を再加筆、修正したものとして引用しているため文章内にある背景と現状は異なることに留意して、読んでいただければ幸いです。

私の経験から見るこうして欲しい教育的配慮の考え方
―幼年期から少年期(1・2年)へのことばの習得とコミュニケーション

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もう一つのきこえる世界とは・・・

もう一つのきこえる世界とは・・・

前回の投稿では、「家族と親戚」、「大学」「バイト先」について触れて見たがここではもう一つプライベートにおける関わりについて触れていく。

ある副業として短い時間ではあったが、出会いがぐーっと上がった貴重な機会であったことをお礼申し上げたい。結局は長続きできない自分の性格上というのもあったり、また繋げてくれた人の関係性もあまり良い気ではなかったので日々経つ度に距離が離れてしまったということかな。ちな

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ろう者の世界観に触れる

ろう者の世界観に触れる

ここで挙げる私のろう者の世界観というのは、以下の通り。

10代前半→ろう学校

10代後半→全日本ろう学生懇談会、聴覚障害者協会青年部

20代→聴覚障害者協会、聴覚障害教職員懇談会

30代の現在→ある某団体の聴覚障がい児支援団体

特に高校卒業から、20代は役員を背負うことが多く全国各地に出掛けることも1年に4〜5回は多かった。その経験を通して、全国各地の情報など色々と持っている私には、北海

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聴覚口話法の限界

聴覚口話法の限界

(※画像は、大学時代にあるサークルの合宿で撮影した一場面である。手話サークルに入ったが、手話サークルというよりは娯楽サークルといったメンバーで楽しかった思い出である。)

タイトルを見て、第一印象はどう考えますか?きこえる人にとっては、ピッとくるのは何か。それは、意思疎通の困難さである。と言うことは多いだろう。でも私は、これが正解ではない。少なからず、困難さがあったとしても乗り越えられることはいつ

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補聴器と人工内耳どっちが良かったのか?

補聴器と人工内耳どっちが良かったのか?

さらっと簡単に3回に分けて、自己紹介しましたが・・・。ここでは、私の聴覚障がいとコミュニケーションに触れていきたい。

聴覚障がいと一言でいうけれど、もう少し踏み込むとすればそれは難聴でもないし、ろうでもない。生まれつき難聴であるというのが一般的な症状である。

これは、生まれた時から耳が聞こえなかったというわけだか親に聞いてみた。本当にそうだったのか?と。

そしたら、詳しくはわからない。医師の

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まずはじめに自己紹介③

まずはじめに自己紹介③

(写真は、「ろう学校の巣立ち」をイメージしたものである。)   

聞こえない世界で小学→中学→高校と18年間、学校生活を満喫してきた。これは、コミュニケーションというより同じ聴覚障がい者という同じ境界で生きる人々の繋がりがあったから、抵抗もなく色々と楽しく吸収できることは多かった。

そんな環境から一転、全く経験したことのない未知数なきこえる世界に飛び込んだ大学生活の始まり・・・。

耳がきこえ

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まずはじめに自己紹介②

まずはじめに自己紹介②

新しい学びの場所、銭函で私は家族と離れて生活した。しかも各地から集まった同級生や先輩方、当時は120名近くであった環境。。

そこで3年間過ごしてきた中で分かったこと。

上下関係が厳しかったし、辛かったことも。嫌だと思うこともあれば、楽しいことも。これは、卒業生も在校生もみんな同じ経験でよくあることだろう。

ただ2つだけ、私は違う印象を受けた。

1つ目は、手話で学ぶ!手話を使う環境である出会

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まずはじめに自己紹介①

まずはじめに自己紹介①

私、記念すべき一本目は「note投稿を始めます。」と出しましたがいきなり本題を投稿するには本末転倒です。そこで読んでいる皆さんに私のことを簡単に知って頂くべきかと思い、軽〜く自己紹介します。

私はma-hideの挑戦マスターです。聴覚障がいを持つ30代。

平成元年にちょうど生まれてきた真面目でありながら、時にはふさげるような2面性を持つ性格です。何かを始めたら、そこに集中して周りが見えないこと

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