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ここ最近のオムニバス

営業先の営業マンと明石焼きとおしゃれカフェに行くことになった。

きっかけは僕が明石に明石焼きを食べに行くと決めて行ったのに、あまりの明石焼きのお店の多さに食べるところを決めきれず結局食べることができずに帰ってきたこの夏の大事件を話したときに、じゃあ一緒に行きましょうとなったことだ。
ついでといっては‥と三ノ宮にある喫茶ストライクさんへ一緒に行ってくれる人を実はちょうど探していたんですと切り出された提案に、喫茶店巡りが得意なぼくは「ぜひ一緒に行きたいです。」快く了承した。

取引先の人とはじめて行くおしゃれなカフェ。
一体どんな心持ちでいったらいいのか、実は少し悩んでいる。


キアヌリーブスの来日に友人と歓喜する。

死ぬまでにやりたいことリストを友人とWEB会議をしていた際に決まった"マット・デイモンに会う"という人生をかけて取り組む必要がある難題をどうやって攻略しようかと1人悩んでいた際にたまたまキアヌ・リーブスが来月日本にロックバンドを引き連れて来てくれることを知った。
早速友人に、
マット・デイモンじゃなくて、キアヌ、日本に来月来てくれるらしいよ!

「キアヌはやばい!行こう!」

「おっけ!チケットとるわ!」

「よろしく!」

「やばい、チケット10万。」

ここから友人とどうするか悩んでいるが、まだ会いに行くかは決まっていない。
(実は10万はあくまでVIP席で、スタンド席は8.000円なので興味ある人はぜひキアヌへ会いに行ってみてはどうだろうか。)


ICOCAをスマホに取り込んだら、人生が少し明るくなった話。

会社からの帰り道で、電車の車内広告でついにあのICOCAがスマホ対応になったことを知り、1人歓喜する。というのも、先日東京に行った際に改札をくぐる関東人の誰もがスマホをタッチしてゆくことに、「かっこええ‥あれこそがほんとのスマート(かっこいい)決済だよな。」と小さな憧れを抱いていたからである。
スマホに取り込んだら、僕もあのかっこいい集団の仲間入りがついにできるんだ!と意気込み、電車を降りて改札を抜けて帰りのバスの中で取り込むことに成功する。
この時点で一種の達成感を味わう。
そして、翌日ほんとにスマホをかざすだけで改札を潜ることができるんだろうかという一抹の不安とそれにより起こり得る無惨にもピンポーンと改札のドアが勢いよく閉じ、それにより恥ずかしくなるという最大のリスクを考えたが、それらを差し置いても、あの集団の仲間入りを果たすんだという大きな決意のもといよいよ改札をスマホをかざしてくぐることに決めた。

そしていよいよ改札へスマホをかざす。
ピピッ
「Oh!」
改札が、栄光への扉が開いた。

こうして僕はスマート集団の仲間入りを果たした。


満腹かつ丼に思うこと。

お昼ごはんを探していた際に、ふとかつ丼屋の前で立ち止まる。満腹かつ丼とあった。ごはんの上にとんかつが5枚乗っていたらしかったことがメニューの写真からわかる。まずカツ丼というだけで魅力的ではあるのだが、ふと考えた。

とんかつは5枚で満腹になるんだろうか?
これが勝利の方程式なのか?

結局満腹かつ丼は食べずに帰った。
その日は結局、昼ごはん自体も食べなかった。
誰かに聞いてみたいけど、聞くこと自体が恥ずかしいので誰にも聞けずに1人今でも答えを探している。


パン屋さんの主役が見つかり、衝撃を受けた話。

パン屋さんで好きなパンと聞かれれば、カレーパンが必ずでてくるほどカレーパンが好きな僕ではあるが、最近恐ろしいパンを見つけた。いや、出会った。そんな君の名は、

明太フランス。

考えてみたんだ。
どのお店にも必ずといって彼は存在している。
そしてほんとに美味しいのだ。
ごろごろ卵の‥とか名前にこだわりがあるカレーパンとは打って変わって彼はどストレートに「明太フランス」なのだ。
主役級の美味しさを持ち合わせておきながらも控えめなところもポイントが高い。
彼と出会ってしまってからは、すっかり明太フランスに一途になってしまっている現状を友人に報告する。

爆笑された。


気づいたらセミと一緒に帰っていた話。

仕事から自宅に戻って通勤リュックをみたら、セミがひっついていた。お前も僕と一緒に帰りたかったんだなと思うと少し照れてしまった。
ただ、部屋で鳴かれると困るのでベランダから解放してあげる。
けれど、飛んでいったと思ったらそのベランダからなかなか飛んでいかない。
そうかそうか、僕の部屋が好きなんだな。
じゃあ好きなだけそこにいなよ。
とセミをそこに置いてあげることにした。

そして、そこで鳴きはじめた。


オムニバス

ここ最近で確かに自分の成長に直結する何かを集めてみた。結果としてどう成長したのかはわからないが、自分の人生を生きていく上ではすこし明るくなった出来事の数々ではあると今では思っている。

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