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デザイナーが絶対知っておくべき最新のUIUXトレンド:3Dデザインとグラデーション【海外記事メモ】

この記事を読んでみたいと思います。なお画像も以下から引用しています。

全3回で今日が最終回となります。これまでの記事は以下になりますが、この記事単体でも理解できる内容となっておりますので、読まなくても大丈夫です。
記事は前半はわりと普遍的なものから、中盤にかけては比較的ここ数年のトレンドについて記載されていました。気になるものあればよければ斜め読みしてみてください。

では本日も最新のデザイントレンドを見ていきたいと思います。

3Dデザイン

3D素材はUIに深さやテクスチャーを与え、UXをより没入感あるものに仕立て上げることが出来ます。

引用元:freepik

UX UIデザインに含まれる一般的な3Dデザインにおけるテクニックを見ていきましょう。

1.リアルなテクスチャー

テクスチャーをUIのデザインに使うことでよりリアルな造形物などを作ることが出来ます。

2.照明と陰影

照明と陰影が生まれることで、UIに深みやリアル感を加えることが出来ます。

3.アニメーション

アニメーションを使うことでダイナミックで没頭できるインタラクションを生み出すことが出来ます。

4.3Dモデリング

製品そのものやその環境を3Dモデリングすることで、よりリアルな体験を提供することが出来ます。

まとめると、UX UIにおける3Dデザインは、没入感のあるインターフェイスや製品や環境などをリアルに作り込むことによって、製品のUXを強力なものにすることができます。
しかしながら、3Dデザインはユーザビリティやアクセシビリティのバランスも重要です。
デザイナーはすべてのユーザーが直感的で簡単に使えるUIを作る意識を忘れてはいけません。


グラデーション

グラデーションは多くのデザイナーがビジュアルに用いだしたことで、UXデザインの中でもポピュラーなものになりつつあります。

引用元:freepik

グラデーションは様々な用途で使われています。

1.背景

背景にグラデーションを使うことで、デザインに深みや立体感を与えることができます。グラデーションは気持ちの浮き沈みを生み出す際にも使用されます。

2.ボタン

グラデーションはユーザーの気を引いたり、UIの中でも目立つ存在として強調したい際にボタンのデザインとしても使用されます。
グラデーションはまた、ボタンに手触り感を与えることもできます。

3.アイコン

グラデーションはアイコンのデザインに使用することで、よりキャッチーで楽しい見た目にデザインすることができます。

4.テキスト

グラデーションは、特定の言葉やフレーズへ注意をひくため、または可読性を高めるためにテキストへ使用することもできます。

まとめると、グラデーションはビジュアル的に目立つデザインを志向する中で発展を遂げてきましたが、一方で機能的な目的も果たすことができるトレンドです。
しかしながら、デザイン全体に使いすぎてUIのユーザビリティ自体を壊さないように注意が必要です。


デザイントレンドのまとめ

UXのデザイントレンドは常に進化・変化し続けており、デザイナーはUXをより効果的で楽しいものにするために常に最新のトレンドを追う必要があります。
これらのトレンドをデザインに取り入れることで、私たちは機能的で見た目もかっこよく、そしてシームレスなUXを生み出すことができるようになるでしょう。


感想:テクスチャーのデザインは見た目を超えて実世界にも染み出してきそう

最終回の今回はどれもUIの中に擬似的に奥行きや手触り感を生み出すような手法の紹介だったとまとめられるかと思いました。

確かにこの記事で言及するように、フラットな画面上でも見た目の変化を利用してこのような仮想的なテクスチャを想起させるテクニックはUXにおいても有効ではありますが、今後更に技術が発展していく中で擬似的なものではなく本当に手に触れて手触りを確かめられるようなデバイスが出てくることも想像できます。

このような手触りなどを含めた様々な感覚へアプローチするデザインはUIにとっては新鮮ですが、家電や車などハードウェアのデザインの世界ではずっと昔から当たり前に研究されていた分野でした。

VR技術など今後技術の発展とともにUIが進化を続けていく中で、徐々にハードとソフトのデザインの垣根が溶け出しいく未来も考えさせられました。

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