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【海外記事】2024年版 UX/UIデザイントレンド

今日はこちらの記事を読んでみます。また、画像も以下から引用します。

ちなみに記事の冒頭で早速先日取り上げたBentoデザインがここでもピックアップされていました。

長い文章なので何回かにわけて記事化していきます。
本日もよろしくお願いいたします。


2024年版 UX/UIデザイントレンド

毎年、私達は見た目が良いだけでなく、デザイナーたちが学べるデザイントレンドについてまとめています。これを好もうが嫌おうが、最近はスマートで機能的なデザインへ傾倒していくトレンドがあります。
これらの機能は多くの情報を少ないスペースにまとめ、さらにユーザーのエンゲージメントを向上させてくれるものでもあります。

さあ、いくつかのトレンドを見ていきましょう!


弁当箱~子供向けのランチボックスなんかじゃない

弁当箱は日本の弁当文化にあります。日本人はオリジナリティある発想をもとにそれぞれの食べ物が整然と並ぶように箱の中にランチを収納させることは良く知られています。

Image credits — Freepik

これを誰が教えてくれたのかを知ることができませんが、弁当箱には食べ物がまるで非常にデジタル化されたスクリーンのように整然と並んでいます。

"Bento"はDribbbleやBehanceなどのような数百万人ものデザイナーが見るメディアに取り上げられてトレンドとなりつつありますが、そのコンセプトの起源はウェブサイトのダッシュボードから始まった「モジュール化した」デザインにあります。これはPayPalの営業や金融のダッシュボードやGoogle Adsの分析画面などのようなものも同様です。

Windows PhoneやLumiaを覚えていますか?彼らが使用していたUIにおいては、Bentoデザインが先駆け的に繰り返し使用されていました。その後、MicrosoftはWindows8でこのコンセプトをデスクトップパソコンにまで実装させました。

Windows8のスタートメニュー

一方業界全体においては、BentoデザインはAppleがBentoグリッドを使用して一気にそのブームに火が付きました。彼らは最初にiPhoneのランディングページに導入しましたが、すぐにこれをAppleのイベントスライドやプレゼンテーションにも利用するようになりました。

Appleのポスター

Appleはメガトレンドの最先端として広く知られており、Bentoはまさにその一つとなっています。あらゆるデザイナーと彼らの叔父?(←※ちょっと意味がわかりませんでした汗)はBentoをプレゼンテーションやウェブサイト、製品発表などに使っていました。

古いBentoライクなデザインと現在の新しいトレンドとの間の最も大きな違いは、グリッドの各セクションがグループの一部ではなく、独自の空間を表している点です。

他の多くのUIデザイントレンドと異なっているのは、Bentoデザインは実際、単なる美しいレイアウトスタイルという意味以上のものを生み出している点です。Bentoデザインは現在では製品のデモや他のユニークなレイアウトとの融合を実現し、新しいビジュアルデザインコンセプトとして認識されるまでになっています。

こちらを御覧ください。

Bentoインタラクションのライブデモ(動画はこちら

上の例はdiagram.comのものです。これはBentoグリッドを用いてこのツールを通してどのようなインタラクティブな体験ができるのかということを表現しているものです。これによってこのツールの魅力を非常によく伝えることができ、ユーザーに対して彼らがどんな価値を提供できるのかを明らかにしてくれています。

私達のようなデザイナーを助けてくれるように、いくつかのウェブサイトではWEB上の様々なBentoデザイン事例を集めてくれています。bentogrids.comはUIやグラフィックデザインにおける幅広いBentoデザインを紹介してくれています。


スペーシャル(空間)デザイントレンドとテクノロジーの飛躍

あなたは起きてすぐにスマホを見て「重要なメール」を見ると、Appleの新しいVision Proの情報でいっぱいになっていました。これは実際に2023年の6月5日の朝に世界のテクノロジーやデザイン愛好家起こった事実です。

Image credits-Apple.com

その後数週間、これはテクノロジー業界でひっきりなしに話題となり、あらゆるデザイナーはスペーシャルデザインスキルを得ようと試みました。デザイントレンドとは別に、様々なAR/VRスタートアップが脚光を浴び、彼らのテクノロジーが話題に上がるまでになりました。このことは現実のARとVRのブームを引き起こし、実際にこれらは世間から求めらられているものでした。

素晴らしいテクノロジーによって、巨大なデザインのポテンシャルが引き出されることになりました。スマートウォッチから折りたたみスマホまで、デザイナーはつねに自らがそれらに適用するために、それらのテクノロジーに前のめりになって触れようとしました。スペーシャルデザインも例外ではありません。

何が起こっているのかが垣間見えるイメージ

これは「Bezi」と呼ばれる著名なデザイナー向けのツールの登場とともに引き起こされました。これはFigmaやPplineのようなデザインツールに非常に近いものですが、3D空間でデザインする点が異なっています。デザイナーはAR/VRヘッドセットとつながったスペーシャルデザインの空間へ入り込み、インタラクティブな空間経験を生み出します。

デモ動画

巨大な競合企業がAR/VR上でのUX設計を向上させようとして、UX業界全体がよりよくなっていくことは良いことです。美しいデザインの背景にあるテクノロジーを深く理解し、実際にVRヘッドセットを使い、空間に入り込むことを試してみることはあらゆる仕事の中に今後組み込まれていくことでしょう。UXの最先端を学ぼうとすると、そこには多くの新しい学びや挑戦が必ず存在しています。しかし、すぐにそのようなスキルの中の一つでも身につけることができれば、将来的にあなたの有用な資産となることでしょう。

Appleの巨大な資金と大きなイマジネーションの話とは別に、VRグラスをつけることによって得られる新たなUXをもたらすいくつかの非テクノロジー企業も存在します。

Googleのプロジェクトである「Googleグラス」は決して大規模生産されることはない一方で、サングラス会社であるRaybanはMeta Wayfarerを引っ提げてこのスマートウェアラブル産業へ入り込んできました。

Image credits-Rayban

一見普通なRaybanのデザインに騙されないでください。内蔵カメラとスマート機能によってビデオや写真を保存したり、SNSのストリーミングライブができるようになります。これによって新しい次元のUXがもたらされます。これは恐らく2025年のトレンドとなるでしょう。誰にもわかりませんが。

次回に続く


感想:ついに来るVR時代とBentoデザインの相性がよさそう!

前回の記事でちょっとBentoデザインが従来のダッシュボードUIなどと何が違うのか、という部分について触れたのですがこちらの記事を読んで少し納得しました。
とは言え大きくは結局違わないのだろうなぁという印象は変わらないものの、Appleに代表されるように、Bentoレイアウトの区画化による面白さを視覚的に表現している点が合理性を求めて設計されるダッシュボードとの違いなのだろうなぁとざっくり解釈しました。

そして次に紹介されたAR/VRのトレンドについては、何年も前から言われていたもののようやく来年辺りに花開いていきそうな感じがあります。そういった中で前述のBentoデザインのような各要素をきれいに区画化してディスプレイするデザインというのは視野いっぱいにデザインが配置できるAR/VR向きなデザイントレンドのようにも感じました。

仮想空間の中の空間デザインをいかに美しく気持ち良いものにするのかと一緒に、ユーザーに対してどのように適切に情報を出してユーザーを導いていくのか、という部分も今後重要なトピックとなってくるため、アプリやらWebやらの従来型のデザインも頑張りつつ、アンテナとしてはそういった3D空間におけるインターフェイスのデザインについても考えられるようにしたいなぉと感じました。


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