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かつてAppleがもたらしてきた衝撃を振り返る【海外記事メモ】

こちらの記事のメモの続きです。画像もこちらから引用しています。

前回はAppleの歴史をこちらの記事をもとに振り返りました。ただ今日の内容は前回のメモを読まなくても理解できる内容かなぁと思います。

さて、「世界で最もiPhoneが使われている国」としておなじみ我が日本でもiPhone離れが進んだ昨年だったかと思うのですが、世界的にもApple離れの兆候は加速しているように見えます。

そんな苦境の時代に、改めてAppleが残した軌跡を振り返り、世界時価総額ランキング1位のバケモノ企業Appleの今後を考えるきっかけとなったらと思います。

ちなみに私は元来AndroidユーザーでこのnoteもWindowsで書いてます。

Appleが生み出したデザインの楽しさ

彼らは90年代において、デザインで世界を明るくしました。
はじめに取り掛かったのは無機質な箱からできているコンピュータです。
例えばiMacG3は鮮やかでカラフルで、遊び心あふれる見た目をしていました。
以降、AppleはiBookやiPod、iPhone 5c やM1 MACなど様々なプロダクトで楽しいデザインを生み出し続けています。


シンプルさにこだわる

スティーブ・ジョブズとジョナサン・アイブはシンプルなデザインを常に言い続け、このことが驚くべきプロダクトデザインを生み出すことにつながりました。
シンプルさは単純にミニマルというだけではなく、煩雑なものを取り除くということで、これはAppleの過去数年の商品ラインナップの中で一貫してやりつづけたことです。


アクセシビリティを高める

iOSとmacOSはユーザーに対して高度なアクセシビリティを提供しています。
カラーの変更やモノオーディオ、音声字幕やハイコントラストな見た目はiOSの初期から実装されているものであり、それらは進化しつづけています。


品質第一

Appleはデザインを通してユーザーに専門性を与えるとともに、あなたが製品から求める上質のエクスペリエンスから生み出されるブランドによって作られています。
これがAppleが高価な理由であり、ユーザーからの「高すぎる」という声よりもAppleはデバイスの品質を優先したため息の長いプロダクトとなっているのです。


Appleはすごいけど、今後はどうよ

Appleはたしかに世界的なデザインのパイオニアであり、課題に対して膨大な時間を費やしてきました。
彼らのシンプルデザインへの哲学は昔から今もなお革命をもたらし続けています。最近の最も大きなものとしてはiPhone14Proシリーズから搭載されたダイナミックアイランドであり、これに関しては一部のデザイナーは困惑もしています。

Appleへの批判は近年高まりつつあるものの、Appleは今もなおデザインとテクノロジーの新しいイノベーションの先頭に立っています。そして彼らのアプローチの方向性は変わらず「シンプルさ」にあります。


感想:Appleは今なおシンプルさを求めているのか?

今回の記事ではAppleの軌跡を追いながら最後は最近のAppleからの世間の目に触れつつも「それでもシンプルさを追求している」という風にしめられていました。
しかし、非Appleユーザーである私からするとそうなのか?とも思ってしまいます。

例えばiPhoneのカメラのデザインは他のスマホ機種と比較しても圧倒的な存在感がありとてもミニマルデザインと言えるものではないように感じます。

また、macbookも以前はたしかにシンプルさを求めて時代を先取りType-C端子のみという思い切った戦略を取っていましたが、それも結果的に多くの変換端子をユーザーが持ち運ぶはめになり「macbookはたしかにシンプルだけど使っているユーザー環境はシンプルにならない」という事態にも陥っていました。
iPhoneが未だにLightning端子に固執している点も、ユーザーに多くの端子を準備させる必要を与えている点でシンプルとは思えません。

そう思っていたら最近のmacbookPROではHDMI端子やSDカードスロットなどが復活したりと、よく言えばユーザーフレンドリーですが、(自分はこの変化に対しては好意的にとらえていますが)悪く言えば「Appleの哲学はどこ行った?」とも思ってしまいます。

ちなみに1年以上前ですが、自分は同業者(デザイナー)の方向けに「アップル製品なんて使うな」という趣旨のnoteも書いていたりしました。

いよいよクリエイター界隈にもApple離れの流れが来るのでは?とも感じています。特にクリプト(仮想通貨)界隈やVR開発などではWindowsマシンが主流となりつつあるという話も耳にします。

自分は非AppleユーザーではありながらアンチAppleではないため(わかりづらい立ち位置)こうは言うもののAppleにはこれからも頑張って新しい価値を生み出して欲しいなぁと思いつつ、何となく今後の行方についての不安は拭えずに終わってしまった気がします。

Appleの2023年はどうなるのか。

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@やました
デザイン集: https://www.saito-t-design.com/
Twitter(note更新の際につぶやいたりしてます) : https://twitter.com/yamashita_3
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