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全デザイナーが知っておくべき伝説のグラフィックデザイナー【海外記事メモ】

今日はこの記事を取り上げたいと思います。画像も以下から引用いたします。

結構日本人のデザイナーは何人も浮かぶけど海外のデザイナーってなかなかパッと出てこなかったりしないでしょうか。
さらっと有名どころの名前をインプットしておくことで、今後別の媒体で彼らのことを見たときにより記憶に残りやすくなるかもしれないと思い、ちょっと肩の力を抜いてメモしていきたいと思います。

本日もよろしくお願いいたします。


伝説の6デザイナー

世の中には数え切れないほど、今日のデザイン業界を形作ったデザイナーたちが存在します。
黎明期のパイオニアであるウィリアム・モーリーから現代の王者であるデビッド・カーソンまで、彼らの作品はデザイン枠組みのボーダーを押し広げ、常識を打ち壊し、人々を魅了してきました。

あまりにも偉大なデザイナーは多く存在しますが、ここにはデザイナーが必ず知っておくべき6人のデザイナーを厳選しました。
彼らの作品はデザイン業界へ多大な貢献をし、今でもなお新しい世代のデザイナーへ影響を与え続けています。

それでは早速、彼らについて知りましょう!


1.ポール・ランド

ランドはシンプルでありながらも効果的で普遍的なデザインを行ったことで知られる最もアメリカで影響力のあるデザイナーの一人です。
彼はIBMやUPS、Enronなどの企業の象徴的なロゴマークデザインを担当しました。

ポール・ランド
IBMの他にもスティーブ・ジョブズの作ったNextも彼のロゴです


2.ソール・バス

バスは映画のタイトルシーケンスやポスターのデザインで知られる影響力のあるアメリカのグラフィックデザイナーです。
彼はOtto PremingerのThe Man with the Golden ArmやAlfred HitchcockのNorth by Northwestなど、映画の歴史上最も特徴的なタイトルシーケンスを生み出しました。

ソウル・バス


バスの手掛けた映画タイトル
KOSEなど馴染みあるのロゴもソール・バスのデザイン


3.ミルトン・グレイサー

3人目のアメリカの重要なグラフィックデザイナーであるグレイサーはNew York Magazineの共同創業者であり特徴的なロゴを作ったことで知られています。彼はまたボブ・ディランのGreatest Hitsアルバムなどの著名なアーティストのポスターも手掛けています。

ミルトン・グレイサー


誰もが一度は見たことあるこのロゴもグレイサーの作品のようです


4.ネビル・ブロディ

ブロディは1980年代のThe Face magazineにおける新しい時代のタイポグラフィの実験で知られるイギリスのグラフィックデザイナーです。
彼は以来、フォントデザインを続け、多くの大企業のタイプフェイスを作り続けています。


ネビル・ブロディ
東京ベルディのロゴも彼の作品のようです


5.デビッド・カーソン

カーソンはグランジタイポグラフィを有名にした、90年代初頭のRay Gun magazineのアートディレクターとして、イギリスで高い知名度を誇るグラフィックデザイナーの一人です。

デビッド・カーソン
グランジタイポグラフィ


6.マッシモ・ビグネル

ビグネルはニューヨークの地下鉄のマップやIBMのロゴなどのシンプルでエレガントなデザインで最も著名なイタリアのグラフィックデザイナーです。

マッシモ・ビグネル
ニューヨーク地下鉄のマップ


感想:日本にも浸透している海外レジェンドたち

不勉強で正直今日挙げられた人の名前のほとんど知らなかったのですが、作品を見ると「あーあのデザインか!」となるくらい彼らのデザインは世の中に浸透していました。

こういう機会を持ちながら作品単体だけでなくその作者にも目を向けていくと、別個の作品も作者という軸を通して一つの線になって見えてくるように感じます。
特にデザイナーであれば、そういった作品単体の批評だけでなく、作者にまで視点を深めて点ではなく線で作品を俯瞰して見ていくことが大切だと思いました。

ちなみに最初に挙げられたポール・ランドは、以前noteにも読書メモを書いた大好きなデザイナーの一人である日本のレジェンド的存在の中西元男さんの仕事の源流にもなっている人で、CI(コーポレートアイデンティティ)の父として著作の中にも紹介されていました。
ちなみに中西元男さんの本は自分の血肉になるまで身体に染み込ませているバイブルで、超超おすすめです。

デザインと企業経営哲学とを融合し、お互いの相互作用を創出させながら企業活動を駆動させていくという仕事のあり方は自分が目指したい仕事人の姿で、いつかもっとポール・ランドのことは調べてみたいなぁと思っていたことを思い出しました。(調べていなかった)

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@やました
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