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「良く接する5人の平均が自分の年収」とは言いますが。。

ビジネス書などでよく言う話ですが、「よく接している5人の年収の平均があなたの年収」という、つまりは環境って大事だよ、という話なのですが、ただ「今は理解できなさそうな人」についていくのとはちょっと違うと思う、という話です。

既に出来ている人のコピー最強説

何でもいいのですが、「もっとこうなりたい」という考えがあったとき、一番手っ取り早いのは「すでにそれが出来ている人」に教えを乞うなり付いていくなりするのが早い、と言います。

これはホントにそうだと思っていて、頭でっかちにいろいろと考えをこねくり回すことも悪くはないのですが、今の自分のレベルでどれだけ考えても、しょせんは今の自分に出来ることしか思い浮かばないのは当然です。

だから色んな本を読んだり、ネットで調べてみたりすると思うのですが、それだったらリアルで自分が認識できる「すでに出来ている人」にべったりくっついて、その人の考え方やクセなどをインストールするのが確実だと思います。

ちょっと難しいのは、「だからバカみたいに盲信しろ!考えるな!」ということを言う方もいるんですけど、それはぼくは極論過ぎると思っていて、そもそも人としての相性とか考え方のクセとかで細かい差異は出るんだから、その辺を見極めながら自分を作る必要はあるんじゃないかと思います。

(と言ってもその辺悩むのは本末転倒なので、悩むヒマあれば盲信した方がいいと思いますが)

勇気ではなく無謀ってのもあるよね

ただ、このときに考えなきゃいけないのはレベル差だと思います。

どういうことかと言うと、例えば営業になりたてホヤホヤの新人が、「その道30年で常に営業トップの大ベテランさん」に急に話を聞いたところで、レベルが違い過ぎて正直参考にならないし、それだったら「入社3年目で、いま注目されているホープ」とかに話を聞いた方がインストールしやすそうです。

ゲーム風に言うと、アリアハン出た瞬間にうごくせきぞうにエンカしても100%死ぬので、まずはさまようよろいくらい倒せるようになろう、という感じ。じゃないかなー?

勉強で言うと、掛け算わかってないのに二次関数の場合分け問題に挑んでる、みたいな?よーわからんけど。

要は「インストールするのは自分の2,3歩先の考え」であるべきで、「行動する勇気と無謀をはき違えるな」、ということです。

分不相応は諸刃の剣ではなくお互いイタイ

冒頭に戻ると、「稼ぎたい!」と思ったときに、「自分は1000万プレーヤーになりたい、だからそれくらいの人5人と仲良くなる!」と意気込む人もたまにいるんですが、そもそもその人の元の稼ぎが300万円とかであれば、さまようよろいもまともに倒せないレベルなので、まずはコツコツとバブルスライムくらいを倒した方が効率がいいです。

てか、言い方悪いですけど1000万稼いでる人もお忙しいし上を目指しているので、そんな人の時間を徒に搾取するのはちょっと問題アリでございます。

もちろん、「あ、全然違う考えなんだ!」と目から鱗を落とす経験は必要ですが、ある程度自分の現在地も見定めて、その数歩先を見極めてインストールしていった方が、結果的に効率は良いです。

環境を変えて新しい自分を!と思うことは大事ですが、その環境に適応できるのか?ということまで考えながら、慎重に行動しましょう!

ここだけ注意!!

とはいえ、行動しないのが一番マズイので、行動できなさそうーって思った人は周りに「ゴメン!」と言いながら行動しまくった方が変われるのは言うまでもなく。

働きづらさや男女の問題など、生きづらさを解決する糸口を一緒になって考える「パパFP」。公務員からフルコミの営業にトライし、2年で業界トップ1%のMDRTに。夢は社交ダンスで世界大会に行くこと。