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見たり、聞いたり、読んだり。 主に#コンテンツ会議 の記事をまとめています。
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#ほぼ日

その女の、悲しみについて。

その女の、悲しみについて。

人はどこまで残酷になれるのか。

残酷に成れると、残酷に慣れるのふたつの意味において。

この夏の、ほぼ日の企画で紹介されたある一冊の本を読んで救いようのない気持ちが渦巻いている。

その本は「その女アレックス」。著者はピエール・ルメートル。橘明美(訳) 

ほぼ日の学校、学校長である河野通和さんが「こわい本」として五冊の本を紹介された。そのうちの一冊だ。

怖い、というジャンルにはいろいろと分類

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ゲームをそばで観ているだけでも、楽しかったんだよね。

ゲームをそばで観ているだけでも、楽しかったんだよね。

先日、ほぼ日から発売された「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」を、少しずつ読みすすめている。

まだ読み始めたところなので、読み終えたらまた感想を書きたいけれど、本を手に取って、ぺらぺらとページをめくったときに、こんな言葉に出会った。

おもしろいゲームというのは、遊ばずに観ているだけでもおもしろい。

本当に、本当に、その通りだと思う。

幼いころ、わたしは姉とふたりでファミコンで

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ページをめくる手は震えているに決まってる

ページをめくる手は震えているに決まってる

思わぬかたちで、願いが叶うかも知れない。けれど、叶わないかもしれない。

ほぼ日の、この投稿を見たとき思わず「えっ、もしかして、可能性あるかも……」と胸が高まった。

わたしには叶えたい夢がある。
それは「わたしが本を出版したとき、その本の表紙はヒグチユウコさんの絵に描いてもらいたい」というもの。

本を出版する、というだけならば自費出版という手段もある。かたちにこだわらないならZINEなど手軽な

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