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全記事入ってます。上から古い順です。 とにかく、全部、眺めてみるって結構重要です。
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2020年9月の記事一覧

上昇する、脈を打つように歩む

上昇する、脈を打つように歩む

風呂あがりに洗面台の前に立ってスキンケアをする。手のひらに出した少量の化粧水をもう一方の手で広げて馴染ませるのが好きだ。丁寧なスキンケアはあまりしない。毎日素早く顔を洗う。化粧水を使うにしても、多少潤う程度でいい。でも、時々は質感の重いものにも触りたくなる。香りのするものは本当にときどき。好きな匂いは落ち着く。元気がない時はむしろ匂いがしないほうがいい。好きなものは、気分がいい時に取っておく。

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だつりょく

だつりょく

あらゆるものが、みーんななおくんならいいのになー

素直に「好き」という気持ちだけで居る。
何にもとらわれずに、好きなものをただ好きでいる。というか、とらわれることができないと言うべきか。いろんなことが不確かで、形が不安定なんだけど、それでも「いる」。たくさんいて、おかしくて、ご機嫌で、強引に笑わせてくる。あんまり刺激を与えるとすぐキャパオーバーする。
なおくんを見ると気が抜けてしょうがない。なお

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現実を生きていく強さって何だ?

現実を生きていく強さって何だ?

sunaoはなんにも、怖ろしいものとかじゃないんですよ。
みんなと遊びたいだけなんです。主張が強くて加減ができないヤツなので、時々やりすぎたり傷つけたりしてしまうけど、本当はみんなのことが好きで、一緒に遊びたいんです。ひとりでも楽しいから全く問題ないんだけど、誰かがお返事してくれるととっても嬉しいんです。ね。

sunaoはいつでも生活と冒険の中にいるんですよ。

メルヘンと。ファンタジーと。セン

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高くよりも遠く跳ぶのが得意だった

高くよりも遠く跳ぶのが得意だった



雨じゃなきゃ行けない場所がある。
沈まなきゃ、闇じゃなきゃ、行けない場所がある。会えない相手がいる。見えないものがある。

いつもは行けない、会えない、見えないものに会うときは、
帰れなくてもいい。
違う、
帰る方法は知っていたほうがいいだろう。
でも、帰れなくなる覚悟はしておいたほうがいいだろう。
なぜなら、帰りたくなくなるから。

夏に、海に、夜に
森に、雪に、土に、
彼方に、
雨に
ひと

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ぼくら君の呼ぶ声を聴いてる。
いつだって、そばにいるよ。
君は寂しいと泣いているのに、
君は助けてと泣いているのに。ぼくたちにとってその声は美しい歌のようでずっと聴いていたいんだよ。
泣かないで、泣いてもいいよ

「かわいい味がする」と言った君がかわいいんですけど?
「かわいい味」ってなに、「かわいい味」って、そんなこと言ったら君とする食事は全部「かわいい味」になってしまうんだけど??
「おいしい」の引き出しがいろいろな君、かわいい。好き

昇る朝陽の反対側に、まだもう少し沈まずにいる、だいたい半分の白い月を見た。白い月は、君に会いたい気持ちに似てる。
別に今、「会いたい好きな人」がいなくても、会いたい気持ちは起きてくる。
いつかの、もっと大きなときめきのために、今はまだ眠らせておこうかな。もう一度カーテンを閉めた。

おしゃれして外を歩きたい。君をだれかに自慢したい。君はスニーカーを履くだろう。元気にどこまでも歩くだろう。歩くだけでかわいいんだよな、ねえ見てよ。でもだいじだから閉じ込めておく。まだ、君を分かる人に会えたらね。振り返る君のかわいさを本当は誰にも教えたくない。

虹がかかるような鮮やかな気持ちで君に会いたい。いつも曇天でごめん、こういう顔なんです。真夏の公園みたいな君、キラキラと葉っぱに反射する陽光。眩しくて目を合わせられない。汗をかいて恋だと思う。恋なのか?もう季節は秋めいてる。9月の空は青い。君に会いたい、そればっかりで季節が変わる。

誰かのやり残した夢でも構わない

誰かのやり残した夢でも構わない

いつか何かになるかもしれない、ならないかもしれない。言葉だけじゃ届かないかもしれない。
だけどもし、このままで誰かの心を癒すことがあるなら、必要とするひとのところへ届けばいいと思う。わたしはわたしで何とかなるだろう。今必要とするひとに、届けばいいと思う。

正しさが許されていたい。お土産を持って、挨拶をして、靴をそろえて、玄関から入ってゆく正しさが好きだ。だけど勝手口から出入りする関係がある。正し

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助けに来れるところにいない

そんなところで裸で立ってても誰も助けてはくれないよ。みすぼらしい気持ちが胸にある。かつてわたしは自分の感情で泣くこともできなかった。感情的になるのは、誰かを強く拒むことだと思った。わたしには拒む権利がないと思っていた。拒んでいいと言われたところで拒みたい相手もいない。

嫌いなものが多すぎる。潔癖で、誰のことも受け付けない。
そんなはずない、わたしはすべてを受け入れている。むしろ受け入れすぎている

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