最近の記事

自分の内面に潜るとおかしくなる

相変わらず小説を書いている。〆切は明日の24時。本当の〆切は明後日なのだが予定があるので空けておきたい。それにデータに不備があった場合の予備日が必要だ。月曜日は出社だから印刷所から連絡をもらったとしてもすぐに対応することができない。選択可能な一番遅い〆切を選んでいるし、ページ数も部数もまあまあ多いのですぐに修正データが送られて来ないのは印刷所も困るだろう。できるだけ余裕を持って入稿したい。私も早く解放されたい。 今日も出勤の時間を使い、ルビをつけるべきところについているか、

    • 物を書くことのモチベーション

      ここ数ヶ月、創作小説を書いている。5月にCOMITIA(コミティア)というイベントがあり、そこにサークル参加をするつもりでいる。ずいぶん前に決意し、準備を進めているはずなのだが、はっきり言って進捗は良くない。平日は仕事があるため小説を書くだけの体力が残っていないし、休日も溜まった家事を片付けていると一日の半分くらいが終わっている。まとまった時間がある日は休憩を挟みながらできるだけ原稿に向かうようにしているが、それでも一日に1万字も進められることはなく、1,000文字とか、多く

      • 私はあなたのピ(NEEDY GIRL OVERDOSE感想)

        以下、ゲームのネタバレを含む、個人的な感想です。 つい先日、私のあめちゃんは配信者として成功し、超絶最かわてんしちゃんはフォロワー数が100万人となった。 フォロワー100万人超えを達成した超てんちゃんは、都内にあるめっちゃいいマンションを買い、大きなソファにくつろいで座って、他愛のない、つまらない、クソつまらなくて中身のないことばっかり言って、薄っぺらな笑みを浮かべてフォロワーに手を振っていた。 「一般的な幸せが、本当に彼女の望むものであったでしょうか?」 あんなにも

        • 2024年の抱負

          2024年の目標は決めている。やりたいな、と思っているのは「もっと小説を読む」。自分とは違う立場にいて、違う環境にいて、違う考え方をしている人たちが「いる」という想像力を鍛えたいなと思っている。 というか2023年は、「もっと、他人に対する想像力を持ちたい」と思わされるような一年だった。 秋に映画『正欲』を観て、原作小説を読んだ。いろんな人の感想が読みたくなって、Xで検索したら好きなボカロPのポストが出てきた。 「想像力の向こう側」。ピノキオピーの曲にたびたび出てきて、

        自分の内面に潜るとおかしくなる

          『リリイ・シュシュのすべて』に感じた、救いと希望

          先日、初めて『リリイ・シュシュのすべて』を見た。 私はこの作品に救いのような、希望のようなものを感じた。「存在」への、「ここにいる」ことの肯定のようなものを。感情が新鮮なうちに、感じ取ったことをメモしておこうと思う。以下、映画の内容のネタバレとなる。 「B」=be=「ここにいる」こと 星野にリリイのライブのチケットを捨てられた蓮実は、会場の外でリリイのライブを見つめていた。曲の終わりに、出てきた文字がアルファベットの「B」だった。 このBの意味がわからなかったが、作品の

          『リリイ・シュシュのすべて』に感じた、救いと希望

          Amazonカートに入っている本など①

          前回の記事にて夏バテをやらかしましたと報告しましたが、9月に入り、暑さが和らぐとともに体が元気になりました。 前回の記事↓ 「元気になりますように」で記事が終わっていると、まるで今もしんどさが続いている人みたいなので、「元気になりました」と報告も兼ねて更新してみることにしました。 特に話したいことはないので、Amazonのカートに入っている欲しい本を貼っておきます。 翻訳関係の本、2冊です。『セミコロン』の方は、つい先日(昨日)発売されたばかりの本だそう。 「かくも控

          Amazonカートに入っている本など①

          『利己的な遺伝子』を第7章まで読んだ。全13章の本なので、半分以上読んだことになる。 このような「世界の見方を一変させる」名著を、少しずつではあるが、自分のペースで理解しながら読み進められていることに幸せを感じる。

          『利己的な遺伝子』を第7章まで読んだ。全13章の本なので、半分以上読んだことになる。 このような「世界の見方を一変させる」名著を、少しずつではあるが、自分のペースで理解しながら読み進められていることに幸せを感じる。

          やりたいことを並べる(2023年の夏編)

          先日、夏バテをやらかしました。だいぶ良くなりましたが未だに頭がぼんやりして、深く思考ができなくて、調子が悪いと視界が白っぽくなったり、身動きが取れなくて横になったまま数時間過ごしたり……みたいな。うっすらと体にデバフがかかっている……という状態が今も続いていて、ここしばらく自分に課していた「時間が余ったら絵を描こう!」「絵を描く体力がなかったら本を読もう!」「何か、生もう!」という目標が何一つ果たせないストレスを抱えて、体調不良と併せて苦しんでいます。「今日は昨日より元気だか

          やりたいことを並べる(2023年の夏編)

          本屋ダンジョンをやってみた(前編)

          オモコロの「本屋ダンジョン・バトル」という記事が面白かったので、昨日、相互フォロワーたちと一緒に大型書店に行ってきた。 ちなみにリンクは第2回目のもの。 本屋ダンジョンのルールはシンプルで、「1. プレーヤー3人に4,000円渡し、全員が同時にスタート」「2. 店内を歩き回り、50分の制限時間で気に入った本を探す」「3. 最後に予算内で本を購入」というもの。上の記事には追加ルールとして「バトル」というシステムが導入されている(参加者同士がエンカウントした際、気になった本のプ

          本屋ダンジョンをやってみた(前編)

          読み進めている『精神現象学 下』(ちくま学芸文庫)が残り200ページほどとなった。上巻から読み進めてきたため、感慨深い。「ひかり」の項目があらわれた。

          読み進めている『精神現象学 下』(ちくま学芸文庫)が残り200ページほどとなった。上巻から読み進めてきたため、感慨深い。「ひかり」の項目があらわれた。

          noteを始める

          最近、本を読むことにはまっている。積極的に本を読む時間を取ろうとしている、と言った方が正確かもしれない。 きっかけは、1年ほど前にした転職だった。新しい仕事は、本や出版に、ほんの少し関わる仕事だ。もともと、私は本や出版、文章、表現、その他それらに関連するあらゆる営みに興味があり、好きだった。だが、自分のそのような興味や関心を仕事にすることについては、自分の選択肢から無意識のうちに外していた。 だが、機運が熟したのだと思う、唐突にすべての準備が整い、少しだけ踏ん張って転職活動

          noteを始める

          リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読み始めた。第2版のまえがきの中に、「そのころ、世界には革命の気配があり、ワーズワースの曙光が射していた。」という一文があった。ワーズワースといえばイギリスのロマン派詩人だが、何故彼の名前がここで出てきたのか気になった。

          リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読み始めた。第2版のまえがきの中に、「そのころ、世界には革命の気配があり、ワーズワースの曙光が射していた。」という一文があった。ワーズワースといえばイギリスのロマン派詩人だが、何故彼の名前がここで出てきたのか気になった。

          テストです こちらに移行しようかと思っています

          テストです こちらに移行しようかと思っています