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音楽列車に乗って

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2020年5月の記事一覧

ローリング・ストーンズが転がり続けるかぎり

ローリング・ストーンズが転がり続けるかぎり

中学生にもなると音楽に目覚めるやつが、僕のクラスメイトにもチラホラ出始める。

ビートルズ、良いよね!最高だよね!

って声も聞こえだす。もちろん異論はない。(だがそれは今となっては、だ)

歌謡曲中心だった僕の音楽ライフも次第にラジオなどを通じて洋楽にも触れはじめたあたり。いやいや、ストーンズの方がカッケーよ!なんて、いつのころも捻(ひね)た僕はそう思っていた。
「(I Can't Get No

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ネヴァー・エンディング・トゥワーは今日も続く 〜あの日のディランと僕と

ネヴァー・エンディング・トゥワーは今日も続く 〜あの日のディランと僕と

現在進行形の彼(か)のヴァイラス禍の影響を受け、残念ながら中止となってしまった2020年4月の来日公演。ボブ・ディランにとって10回目の来日となるはずだった。行っているはずだった。

振り返るに、結構この人とは因縁があるというか。
前回はフジロックだったので初めから選択肢にも入らなかったが、その前とか、来日日程チェックした上で有休とってって、万全の体勢でいたのに、いたのにだよ、直前で仕事上のスケジ

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We'er Riders On This Train 〜Bossと僕の36年

We'er Riders On This Train 〜Bossと僕の36年

洋楽との出会いは不確かだが、KISSの『炎の誓い』が初めてだと思う。これは、1981年11月リリースのアルバム『Music from The Elder』の中の一曲で、僕が知ったのは翌82年にシングルカットされた時じゃないかな。

80年代に隆盛を誇ったMTVが設立されたのが81年。まだ日本に本格的に上陸してないころかな?当時熊本にはその先駆け的な伝説的音楽番組 S.M.S(サタデーミュージックス

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アルバムとともに振り返る佐野元春と僕のヒストリー・・・というほど大げさでもない

アルバムとともに振り返る佐野元春と僕のヒストリー・・・というほど大げさでもない

いつしか僕は佐野元春のマネをするようになった。30年近くになるのかな。思い起こせば、20代前半だった。多分。

実質的なファーストコンタクトはアルバム『VISITORS』でリリースは1984年。僕は68年生まれだから16歳の時。マジックナンバーのスウィート16、だ。(出会いにいたってはもう少しだけ遡る。)

20代前半というとアルバムでは89年の『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』から、ということにな

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愛を伝えたいだとか、そんなことじゃない 〜 あいみょんについてだとか

愛を伝えたいだとか、そんなことじゃない 〜 あいみょんについてだとか

あいみょんが好きだ。結婚したい・・・。あっ、いや、あの・・・。そっちの好きじゃなくて。

(そもそもオマエ、既婚者だろ)

異性として見てないと言うか、「違うの。あなたのこと好きだけど、そう言う好きじゃないの」みたいな。ほら!

(ちなみに、言われたことはない。)

ちょっと、ツカミですべってますけど!

第一、あいみょんの顔、まじまじと見たことない。だから、好みとかタイプとか、そういう系のアレじ

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