愛を伝えたいだとか、そんなことじゃない 〜 あいみょんについてだとか
あいみょんが好きだ。結婚したい・・・。あっ、いや、あの・・・。そっちの好きじゃなくて。
(そもそもオマエ、既婚者だろ)
異性として見てないと言うか、「違うの。あなたのこと好きだけど、そう言う好きじゃないの」みたいな。ほら!
(ちなみに、言われたことはない。)
ちょっと、ツカミですべってますけど!
第一、あいみょんの顔、まじまじと見たことない。だから、好みとかタイプとか、そういう系のアレじゃない。
(その言い方、炎上しますよ?)
じゃあ、あいみょんの何が好きなのかって考えてみる。
ん・・・
ん・・・
ん・・・・・・
知恵熱でるわ。
理屈じゃない。
言葉の選び方使い方、メロディのつむぎ方、コードの繋げ方。そんな、言わば学説的な、技術論的なことじゃない。これはなにも、あいみょんに限ったことじゃないし音楽だけに限ったことじゃない。ここがこうだから好きなんだよって、そんなの後付けの理由でしかない。もっともらしい、正当化するだけの理由。すべてにおいてそうだ。
感性の樹が吸い上げる音楽という名の養分。
あ、
何か、それらしいこと書こうとしてる。それがゆえに煮詰まってる。バレバレや(苦笑)。
さて。
彼女を知ったのは2015年。同年デヴューだから、その時からもう知ってたわけだ。さすが、オレ。
毎年春先に熊本ではHappy Jackというライヴサーキット(音楽イベント)があって、2015年のそこにあいみょんが来る。以来2018年まで連続で来てるんだけど、当時はまったく彼女の楽曲を聴いていない。
2017年、3rdシングル「君はロックを聴かない」発表。ついにファーストコンタクト。
君はロックなんか聴かない、と思うけれども
いやいや、むしろ、僕はロックばかり聴いているよ。えっ!、オマエのことじゃないよって?ごもっとも。
オレはロックしか聴かない、わけじゃないけれども
いや、だから、オマエじゃない。
はい、済みません。分かってるよ、バカヤロウ。
あの、ロック好きなワタシへの挑戦状ですか?あいみょんさん。んなわけない。
こんな歌やあんな歌で恋に焦がれて乗り越えてきた、と歌われているけど、正直(マジ)な話、僕は“その手の”聴き方をしたことが、未だかつてない。多分これからも。なにか例えば、社会的なメッセージとか、が感じられた時、はじめてそこから一歩踏み込む、みたいなことはあるけど、どこか俯瞰しているというか。
とはいえ、まったくないのか?と問われれば、のちに振り返った時に、あれがそうだったかもしれない、というのはあるかもしれない。
まあ、振り返らないから結果的にない。
いわゆる青春賛歌だよね、この曲。じゃあなぜ、この曲にフックしたのか。
歌詞だよね、歌詞。埃まみれのレコードとか、心のBPM(1分間の拍数)が凄く高くなったってのが、この切り取り方がおもしろい!と。正確な歌詞は検索等してほしい。歌詞においてはこのデジタルの時代においてのアナログ感。近年アナログ盤もまた注目されてはいるけれど。
以来この曲しばらくはよく聴いていたけど、最近のお気に入りは、少しだけ前の曲だけど、「マリーゴールド」。
つい最近、『My Guitar Heros」というテキストを書いて。プレイリストを作って。その時にこの曲のイントロのギターが頭の中で鳴っていて。あいみょんもギター弾くけど、弾いてんの誰だろ?って思ってた。それから何回も聴いて。
あ、あいみょん、好きかも?ってなる。
わりと最近じゃん。ニワカかよ!ああ、ニワカだよ。良いんだよ、それで。お楽しみはこれからだ!
で、結局、あいみょんのなにが好きなのさ?なにが凄いのさ?
オ、オレに聞くな!!!(笑)。
つまるところ、概ね、シンガー・ソングライターが好きなんだな、と気づく。
あいみょん。1995年生まれ。95年かぁ。関西の震災があった年だ。しかもその震災直後、その震災のあった兵庫県で生まれてる。詳しくは省くけど、直接この時被災したわけではないけど、僕にとっても阪神淡路大震災は特別な思いがある。なんか、不思議な、奇妙な縁というか。こじつけだろ、オイ!(悪いかよ?)
しかし、どう見てもマリーゴールドには見えんぞ。
見えるか?
【This is あいみょん】(Spotifyプレイリスト)
※カヴァー写真はCINRA.net(撮影:永峰拓也)より
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