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どんな仕事でも報酬が発生すればその道のプロである

相談支援専門員と個人事業主の二刀流マチパーです🦁

相談支援専門員として、就労支援B型事業所を利用している方の、計画相談に入ることがあります。

本人と定期的に面談し、面談記録をモニタリングとして事業所や役所に報告するのですが

ご本人からは「給料が安いからあまり働きたくない」という言葉をたまに耳にすることがあります。

確かに就労継続支援B型は、本人と事業所が雇用契約を結ぶわけではなく、報酬も工賃という名目なので、いわゆる「出来高制」ではあるの
ですが

どんな仕事であれ、そこで働きお金を得るのであれば、いくら就労訓練という名前だとしてもそれは立派な仕事であり

例え一円だとしても、お金を頂くのであれば、出来上がる品物については、作った人としての誇りを持って欲しいと思う。

よく「内職の仕事だから」「福祉だから仕方がない」「配慮されるべき」などという言葉を当事者からや場合によっては支援者からも言われるのには驚いてます😒

もちろん、障害や特性ゆえ配慮が必要な場合はあります。

でもそれはあくまでも合理的配慮に基づいているからであって、単なる甘えとではないはず。

内職の仕事だから、というだけでいい加減の出来栄えで良いわけではない。

なので、そういう言葉を耳にした時には、本人にとって耳が痛いお話も普通にさせて頂きます。

相談員の中にも、本人との関係性が悪化すると嫌だからと、何にも言わなかったり理不尽なことにも同意して、あとで大きなトラブルに発展することもよく耳にします。

相談員も、もちろん言って良いことと悪いことがあると思いますが、耳障りになることをあえて避けるのは、それは相談員としてのプロとは言えないと思います。

どんな仕事でも、それゆえに報酬が発生しているのであれば、その道のプロとして恥ずかしくない姿勢が求められる…そう思います🙂‍↕️

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