「あそび場」をつくることは、誰かの背中をそっと押すことにつながる、かもしれない話【移動式あそび場レポ】
こんにちは、まちのこ団です。
今回は、セミナー会場にあそびを届けてきました!
セミナー会場にあそび…?
6月25日(土)。
場所は、茨城県日立市にある「日立地区産業支援センター」。
「Business Challenge Program」(以下「県北BCP」)というプログラムの中で開催されているセミナーで、主催は茨城県の県北振興局、運営は株式会社しびっくぱわー他。
当日のセミナー等の内容についてはこちらからご覧いただけます。https://civicpower.jp/bcp/news/2867/
「県北BCP」の運営者である株式会社しびっくぱわーの方々には、まちのこ団立ち上げ当時から大変お世話になっていて、今回も、セミナー会場にあそび場があったら素敵ですよね~と話をしていたのを、形にする機会をつくっていただき、実現しました。
一緒にあそぼう!
13時開始のセミナーに合わせ、あそび場を準備しました。セミナーに参加するお母さんに連れられてやってきた子どもたちや、「あそびに来たよ~!」と以前からあそび場に来てくれている子どもたちも。開始前から10人ほどの子どもたちがあそんでいました。
お母さんがセミナーに行ってしまうと、少し不安そうな表情を浮かべる子。そんな子に、「一緒にあそぼ!」と声をかける子。終わるころにはすっかり仲良くなっていました。子どもってすごいなあ。
セミナー参加者、女性人数、過去最高。
運営側の方からのお話では、今までの県北BCPセミナーの中では、女性参加者の人数が過去最高だったそうです。もちろん、子どもの数も過去最高でした。
お母さんがセミナーに参加していて、ときどき見に来るとすぐに駆け寄っていく、そんな少し寂しがりやの男の子がいました。一緒にあそんでいると、ふと話し始めてくれました。
「おうちはもっと南のほうなの。今日は電車で2時間くらいかけてきた。お母さんとあとおばあちゃんと一緒に住んでる。お父さんはいない」
そうなんだね。それは長旅だったね、なんて相槌をうちながら。そうか、参加したいセミナーや集まりなどがあったとしても、様々な事情で行けない人はたくさんいるのかも。
「あそび場」は、あなたの背中を押すことができるかもしれない
「このセミナー参加したい!あ、でも土曜日か。子どもどうしよう。預けられるあてないし…。今回は諦めるか…」
「子どもがいるうちはやっぱりなかなかむずかしいよね…。大きくなってから考えよう」
今回、セミナー会場であそび場をつくることになって初めて、そんなお母さんお父さんたちの存在を知りました。本当は、チャレンジしたいという気持ちがある。でも、様々な障壁がありすぎて、今は踏み出せない。障壁なんて言いたくないけど、現実問題は、そう簡単なことじゃない。
それは、その人自身の人生にとっても、もっと大きく言えば世の中的にも、国家的にも、もったいないことかもしれない。
お母さんたちからのそんな一言が、とてもうれしく思えた1日でした。
県北BCPアイデアソンに参加します!&あそび場つくります!
いよいよ、第1回目が今週の土曜日(7月16日)に迫ってまいりました!
アイデアソン参加企業は、10社!に、まちのこ団も選んでいただくことができました!皆さまとのディスカッションを通して、さらなるパワーアップをしていきたいと思います!
ちなみに、地域に関わらずどなたでもご参加いただけます!一緒にまちのこ団の未来を考えてくださる方、アイデアをお持ちの方、ぜひ共に歩んでいけたら嬉しいです!!
県北BCPアイデアソンについて、詳しくはこちらからご覧いただけます。
https://civicpower.jp/bcp/news/3002/
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