Machiko

2013年、30代半ばで、日系アメリカ人の旦那さんの奥さんになるべく渡米。現在は、カリ…

Machiko

2013年、30代半ばで、日系アメリカ人の旦那さんの奥さんになるべく渡米。現在は、カリフォルニア・サクラメントで旦那さんと愛猫「もなか」と暮らす。なぜかアメリカでベーカーデビュー。日々の暮らし、出来事、光景などを通して、未だ「アメリカっぽい!」に、ある種の感動を覚える(笑)。

最近の記事

英語で「寄り添う」ってどういう?

ラジオから流れてきた懐かしい曲 昨日、3週間に1回の分子標的薬の点滴を受けた帰り道、車のラジオから懐かしい曲が流れてきました。 The Pretendersの"I'll Stand by You" この曲は、私と旦那さんがアメリカと日本の遠距離恋愛をしていた時期に、彼が私に贈ってくれた一曲。かれこれ12年前の過去と最近の出来事を改めて思い返し、あの時の彼と今の彼に感謝。そうか、この人のスタンスは何も変わっていないんだ、と実感したのでした。 と同時に、乳がんの治療がひと段落

    • まさかの甘いカップヌードルinアメリカ

      ただいま、絶賛回復中! 放射線治療が終了して2週間、心身ともに、ただいま絶賛回復中。放射線が始まった頃は体調が優れなかったことも相まって、一緒にお茶したKarenさんに珍しく弱気な発言をして泣いていた自分が、今となっては情けない。あの日は、彼女が「振り子よ振り子。今は低いところにいるけど、必ず高い位置に戻れるから」と励ましてくれたものでした。今、こうして振り子が振り戻ったことに喜びを感じつつも、何分振り子だから、今の位置に留まり続けることはないんだよなぁという思いが過る

      • 乳がん治療 in アメリカ とりあえずの「終わり」を迎えて...

        三大山を越えた! 昨年9月、アメリカにて乳がんの診断を受け、治療を続けてきましたが、2日ほど前に5週間に渡る放射線治療が終了しました。11月から約5ヶ月間にわたる抗癌剤治療、4月下旬の両側全摘手術+両側リンパ郭清、そして最後の放射線と、いわばこれらが治療において越えなければならない3大山でした。週1で12週間の抗癌剤治療を前にしたときや、週5日で5週間の放射線治療を前にしたときは、先の長さに不安にもなりましたが『始まれば終わる』は本当でした。この魔法の言葉はこれから先の人

        • 地味にしんどい放射線治療。でもゴールはすぐそこ!

          大丈夫なのか?でスタートした放射線治療 昨年11月から約5ヶ月の抗癌剤治療、4月下旬の手術を経て、最後の大きな治療の山場である放射線治療が始まりました。今日で全25回中の12回が終了したので、ほぼ折り返し地点。 ドクターから「最初の1、2週間は何も感じないかも」と言われていたのですが、私の場合はいろいろありまして。 放射線治療を始めるにあたり、まずシミュレーションと呼ばれる照射場所の確認、マーク付け、上半身の型取り、治療中の呼吸の確認などが行われます。順調に進んでいるか

        英語で「寄り添う」ってどういう?

          日系二世の旦那さんがどーしても理解できない〇〇顔と✕✕顔

          草食系、肉食系、そして… ある日、夕飯の準備をしていると、ひとりYoutubeを見ていた旦那さんから「ねぇねぇ」と声がかかりました。 何かと思えば、 「Cabbage roll dangoって知っている?」 夕飯の準備中ということもあって、私の頭の中に浮かんだのは、そういう飲茶があるのかな?って感じでして。まぁ、正確にはdangoではなく、danshiと言いたかったのだと思いますが、少なくとも私にはdangoに聞こえたので特に(笑)。 だもので「知らない」と答え、説明

          日系二世の旦那さんがどーしても理解できない〇〇顔と✕✕顔

          超アメリカンなラーメンとは?

          大好きなKarenさんとランチへGo! 先日、Karenさんとランチに行ってきました。Karenさんについては、よかったら『アメリカで出会った素敵な人!Karenさん編』ものぞいてみてくださいませ。かれこれ2年ほど前に、いわゆる早期退職って感じで、ベーカリーを信頼するマネージャーに引き渡し、それ以降はリタイアライフを満喫しているスーパーパワフルなKarenさん。日本風に言えば「アラ還」のはずですが、趣味はポルシェのレース。レース仲間や家族、友達と旅行に飛び回り、とにかくア

          超アメリカンなラーメンとは?

          乳がん手術後のリハビリinアメリカ

          術後の経過 今日は、乳がん手術後のアップデートを。 4月25日 両側乳房摘出手術    (手術については→乳がん手術 in アメリカ) 術後2日 家の中を歩く 術後3日 慎重にゆ~っくりと外を散歩 術後1週間 Dr. Bのフォローアップ→右側はまだ血種がある状態。再手術で取り除くという案も出たものの、とりあえず様子を見ることに 術後2週間 Dr. Bのフォローアップ→血種は落ち着いてきている。腕の上がりは水平以下。ドレーンが1つとれた。残りは2つ。PTからの連絡

          乳がん手術後のリハビリinアメリカ

          マシュマロの出番多きアメリカ

          サクラメントは既に初夏 暑いです。長く過酷な夏が特徴のひとつの、ここサクラメントエリアは、早くもすっかり初夏の模様。気の早いアメリカ人のみなさんは、毎年4月も中旬頃となるとプールに入っていますからね。プールと言っても、アパートの敷地内にあるほんの15メートルほどの小さなものなのですが、真夏には私も、ちょっとひと泳ぎ感覚の愛用者となります。シーズン中は定期的に清掃スタッフが入って、管理されているものの、4月中旬はさすがにシーズン前。昨年の夏終了以降、清掃すらされていない状

          マシュマロの出番多きアメリカ

          乳がん手術 in アメリカ

          ざっと説明を 4月25日に乳がん手術をうけてきました。ここはアメリカカリフォルニア。日本とは違うところも多々あるようです。 手術は両側乳房全摘出手術。英語ではbilateral mastectomyと言います。私は両側にタイプが異なる乳がんを発症し、左側はリンパへの転移も認められました。ちなみに、両側に、転移ではない異なるタイプの乳がんを同時期に発症するケースは珍しいらしく、こちらのドクターには確率として4%とも2%とも言われました。 手術前に約半年かけて抗癌剤治療をして

          乳がん手術 in アメリカ

          TVドラマ「SHOGUN」アメリカでの人気やいかに

          アメリカのTVドラマ「SHOGUN」とは? アメリカのTVドラマ「SHOGUN」は、イギリスの小説家James Clavellの歴史小説「Shōgun」を原作としたアメリカのテレビドラマです。日本でも、今年の2月末からDisney+で配信されているとのことです。 アメリカでは、1980年にもドラマ化されているので、今回はリメイクということになります。ドラマの存在を知って私の頭を過ったのは「アメリカでアメリカ人が作った日本物でしょぅ?????」というものでした。要するに、見

          TVドラマ「SHOGUN」アメリカでの人気やいかに

          食べ放題のお寿司屋さんinアメリカ

          乳がん治療その後… 先月のnoteにも書きましたが、3月25日でめでたく抗癌剤治療が終了し、4月25日の手術に向けて、束の間の平和な毎日を過ごしています。日常って素敵。剥がれた爪も確実に伸びてきているし、完全一休さん状態だった頭には、早くも髪の毛が生えてきました。旦那さん曰く「まだ赤ちゃん未満」とのことですが、触ればホヨホヨしているし、私の感覚としては既にモジャモジャ。とりあえず目指すは、ヒヨコですね。 手足の痺れこそあるものの、顔の色素沈着やむくみは日に日に改善し、何よ

          食べ放題のお寿司屋さんinアメリカ

          アメリカ人の謎のプレッツェル好き

          プレッツェルとは? プレッツェル(Pretzel)とは、ドイツ生まれのハート形のパンのこと。水酸化ナトリウム水溶液に漬けてから焼くことで、光沢のある独特な焼き上がりとなり、表面は香ばしく、中はむっちりの特徴的な食感が生まれます。「プレッツェル」の語源は、ラテン語の「腕」という言葉で、ハート型のあの形は腕組をした形なのだとか。 日本でも『馴染みのあるパン』とはなるようですが、その馴染み度はプレッツェルと聞いて「何それ?」とはならない程度のような… それと比べると、プレッツ

          アメリカ人の謎のプレッツェル好き

          イースターに合わせて再生だ!

          イースターはイエス・キリストの復活祭 イースターは「春分の日後の、最初の満月の次の日曜日」という、なんとも分かりづらい移動式祝日です。今年のイースターは3月31日の日曜日。イースターは、イエス・キリストの磔処刑3日後の復活 (resurrection) を祝う日で、キリスト教的にはクリスマスよりも大切なイベントなのだとか。アメリカではイースターは貴重な祝日です。アメリカでイースターに何をするのか、何を食べるのかなどについては、よかったら昨年書いた『イースターで春の到来を

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          アメリカのスーパー、量り売り事情

          好きなものを好きなだけ! 基本的にアメリカ人は、好きなものを好きなだけ購入することを好む印象があります。サンドイッチ、ピザなどは、トッピングからソースまで自分で好きなものを選んで作ってもらう『Build your own 〇〇』スタイルはあたりまえ。普通のカフェやレストランでも、サラダドレッシングを別容器で頼んだり、注文を自分好みにカスタマイズする人も珍しくありません。例えば白身だけのオムレツとか。そして、基本的にお客さんの要望通りにするのが、アメリカのキッチン仕事なの

          アメリカのスーパー、量り売り事情

          人の名前が入った英語表現

          アンテナ耳がビヨン! アメリカのベーカリーでパンを焼くのが私の仕事ですが、先週、仕事中に足の指がつってしましました。経験したことがある人も多いと思いますが、本人の意に反して足の指が交差してしまう(感覚の?)現象ですね。耐えられないものではないので、ごまかしごまかし仕事を続けていましたが、これはどうにもというレベルになったので、ちょこっと裏へストレッチに。現在、乳がんの抗癌剤治療真っ最中の私は、副作用としてむくみが出やすい状況です。むくみを軽減するポイントのひとつが、余分

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          君の名は?! アメリカのキャラクター編

          キャラクターにもお国柄? キティちゃんやピカチュウ、マリオに代表されるように、日本は世界的なキャラクター王国。ありとあらゆる商品から会社、または市町村などにもマスコットキャラクターが存在するのがあたりまえ…というのが私の印象です。そして、認知度はいまひとつだったとしても、そのキーポイントは「かわいい (Kawaii)」こと。この「Kawaii」という言葉、今やそのまま英語化していて、アメリカでも普通に使われているんですよ。でも、人によっては「カワイイ」が「コワイィ」と聞

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