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約5年ぶりの転職で大切にしたこと。


なぜ、書いたのか?

これを書いている今現在(2023年9月上旬)、4年9ヶ月勤めた現職を卒業し10月から新天地に移ります。せっかくの機会なので、今の気持ちや今回の転職活動で大事にしたことを備忘録として残しておこうと思いました!

そのため、私的な部分も多く共感想定n数はかなり僅かであることは確実ですが、何かしら誰かの琴線に触れる部分があれば幸いです。

これらに心当たりがある人には多少の参考になるかもしれません
◻︎アラフォーで自分の市場価値を見たいときの動きかたに興味がある
◻︎ライフイベント(結婚や出産、マイホーム購入など)に変化があった
◻︎転職はあくまでウェルビーイングを目的に置いた時の手段と考えている
◻︎転職活動で何から始めて良いかリアルな体験談に興味がある

まずは、今の会社にお礼を言いたい。

忘れる前に先に書いておこうと思います。この記事を書いている現時点ではイノベーション(BtoBマーケティング支援)に勤めさせて頂きました。ここでの経験を積めたことで間違いなく次のステージに進むことができたと思っています。本当にありがとうございました!
※入社してから取り組んだことなどは以下となります
(注:Wantedlyのプロフは10月以降に更新していると思います!)

事業部横断でセールスの連携を取り「型化」を目指しました。

展示会の一コマ。新卒の熱量に毎回刺激をもらってました。
キャリア・職種問わず様々な表彰制度がありました。
コロナ禍。フルリモートの環境。緊急事態宣言下ではZoom飲み会を頻繁に実施!
「いの酒場」と称し全員シャッフルで交流を深めることができ楽しかったです!
コロナ禍の結婚式。リスケや直前の交通事故も重なりましたが無事にできました。
プロダクトの社内勉強会。自立駆動で吸収するメンバー達は皆優秀。
相互リスペクト(この写真では伝わらない)と遊び心がカルチャーの土台でした!
直人さん(社長)、ありがとうございました!

この5年間の変化

きっと皆さん同じかもしれませんが、自分が入社した2018年から現在までの5年間は色々なことがありました。Web3.0、GAFAM→マグニフィセントセブンの台頭、パンデミック、緊急事態宣言、ウクライナ戦争、ロシア・中国との関係性、物価上昇、円安、東証の市場再編、PBR1倍割れ企業のTOPIX比率、インフレ、安倍総理の銃撃事件、生成AI技術の発展etc‥

各年の流行語を見ると#Mee too運動、One TeamといったSNSを活用した発信、団結の重要性を示したものから「愛の不時着」(面白かった)「あつ森」といったコロナ(ステイホーム)による過ごし方の変化を余儀なくされた背景も目立ちます。自分たちの価値観自体は"ニューノーマル"といった、よく思うと矛盾した概念やストレスに圧迫された日々(コロナ警察・SNSでの誹謗中傷)だったと感じます。

個人的にも公私共に色々あり、前述のコロナによる働き方の変化から価値観の見直し・棚卸しに自然と向かいました。
言葉遊びみたいになりますが、ワークライフバランスからライフワークバランスが思考の土台になり、どこか滅私奉公のマインドから、仕事は人生・生活をアップデートする役割の1つのパートと感じるようになりました。

  • 再婚

  • 事故(自転車で転倒)

  • マイホーム・マイカー購入

  • ペットを飼う(ポメラニアン♂)→ヘッダの子です

  • 親の体調不良

  • 管理職→専門職へ

  • SaaS(10→100フェーズ)→メディア(0→1,1→10フェーズ)へ

自身が身を置いていたビジネス環境では、セールステック/マーケティング系のSaaSプロダクトを扱っていたため、市場は資金調達の活性化、T2D3を叩きだすプレイヤー、ARR100億超えの企業がニュースを賑わせ、ポストユニコーンやスタートアップ企業の台頭など群雄割拠のレッドオーシャン。

当然プロダクトも日進月歩で進化し続け、隣接ツールとのAPI連携、PaaS活用による利便性強化、M&Aによる提供価値領域の複合化・多角化により「やばい、○○社イケてる!」「先を越されたー!」の連続でした。

SaaSの成熟化により調達社数自体は減少、1社あたりの調達金額は上昇中
富士キメラ総研の調べでは、SaaS市場の国内における市場規模は2022年に1兆円に達し、2023年には1.2兆円に到達予想
2年前の予測と比べて、17.2パーセント上方修正

そんな折に、2022年秋に管理職から専門職にミッション変更したことで棚卸しする時間が生まれ、「これからどうやってバリュー出すのか?」「社会に還元できる自分の強みや深めたい経験って何だろう?」と考えることができました。

同時にGoogleの20%ルールブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)にある、有限の資源となる時間の使い方、有意義な仕事について考えることが増えました。

今の環境や仕事に対する不平/不満は微塵もなく、純粋にもっとワクワクしたいというある種アニマルスピリッツ的なものがまずきっかけでした。世の中はカオスで先は不透明、複雑な問題があちらこちらにある中で人生は一回きり。そこに自らの市場価値と向き合い、キャリアって漂流していくからこそ楽しいだろう!という想いが沸々と生まれ自然と転職について考えるようになりました。(ロマンと算盤的な発想といえば聞こえが良いですかねw)

そういった意味ではビズリーチのCM「スカウトはキャリアの健康診断」は正に言い得て妙でした。(これ考えた人、まじで天才です)

転職動機の源流

漂流すること

また、20代の時に読んだ神戸大学大学院/金井教授が提唱した書籍で紹介されていた「キャリアドリフト」論に当時感銘を受け、この節目に改めてこのタイミングだ、と直感的に感じるものがあったことも後押しの要因でした。

「キャリアドリフト」とは、自身のキャリアの道筋を詳細に決める事をせず、時には起こる変化を享受し、自然の流れに身を任せながらキャリアを歩んでゆく考え方のことです。

自分のキャリアに大まかな方向付けさえできていれば、人生の節目ごとに次のステップをしっかりデザインするだけで良く、その節目と節目の間は、偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止める、つまり、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要であるという考え方を言います。このドリフト(drift)とは「漂流する」という意味です。

金井教授は、職業人生はキャリアデザインとキャリアドリフトの繰り返しであると考えられています。

「働くひとのためのキャリア・デザイン」より引用

このようなWillにもとづいた思考は、抽象度の高いイメージが中心となりますが、具体的に落とし込む際には、ベストセラー「転職の思考法」のフレームが役立ちました。

自分を商品と捉え、下記ご覧のようにマーケットに対してバリューを高められる要素を3軸で考えます。仕事の価値は、業界編成(再編)、外圧、人口動態や社会課題とペインの深さなど様々な変数で変わるもの。

だからこそ、定期的に仕事で提供できる価値と市場での相対評価の現在地を見つめ、"空席"や"エスカレーターの矢印(昇っているのか、降っているのか)"を考えることが大切だなと。

業界の生産性はバーティカルな方が課題感はニッチになる。しかし、提供価値が高いがゆえに製品単価も高くなることに相関します。

また一方では、提案難易度は上がり、TAMで見るかSOMで見るか(テクニカル面でそもそもエンドユーザーにリーチできる土壌感とプロダクト力のバランス)で生産性や活性化の時間軸が大きく左右されるのも事実です。

であれば、前述のSaaS市場の市場傾向にあるように汎用性の高いプロダクト・ドリブンでTAMを見据え、サービスの複合化・多角化を目指しながら大きな社会課題を解決することにコミットする企業風土(パーパス/MVVで可視化されているなど)が自分に合うと感じました。

テックツールを担いで感じた問題意識

日頃、マーケティング系のSaaS製品を提案していると、組織の課題としてサイロ化を目の当たりにします。

アーリアダプター、情報感度の高いプロダクトユーザー層とリテラシーが低い上層部との課題解決に対する思考の乖離(=「決裁の壁」)、情報共有の形骸化、部門間の分断やコンフリクト、属人的な環境による非効率な業務と形式的なツール導入(手段の目的化、KPIのKGI化など、SFA/CRMの非ワーク
環境)と一気通貫で価値提供ができない構造を痛感しました(ダジャレみたいになった、、)
要は、イネーブルメント(=平準化への仕組み設計)ができていない企業がまだまだ大半なんです。
(ご興味がある方は関連書籍を取り上げたのでどうぞ)

2022年の国内における受注ソフトウェアとソフトウェアプロダクツの合算額は11.5兆円と巨額。
一方で、国内上場SaaS企業28社の売上合計額は2,485億円に過ぎず、全体比率から見ても小さい。

そんな中、曖昧な表現になってしまいますが、働くのなら顧客の喜ぶ顔が見える、事業活動を通じて自分自身もやり甲斐を実感できる"肌触り感"を潜在的に希求していることも分かってきました。

これは換言すると、B to Cの感覚を持ち合わせた企業(実際、C向け製品を展開している)が望ましいとも言えました。というのも、15年ほどBtoBの業界に身を置きましたが、過去の発注経緯やコンペ勝利の背景には必ずしも論理だけで全てが決まっているのではなく、発注者・担当者・決裁者一人一人の感情があり、その裏には昇進や評価、QOL、良質な人間関係を大切にする個人本来が求める本能的なアナロジーが潜んでいたと思っています。

つまり、日頃自分たちが理屈だけではなく、嗜好品やコモディティ商品でさえも、購入後の未来や日常のちょっとした高揚感をイメージしながら衝動買いをする感覚はマーケティング的にも顧客体験(カタルシスの設計)としても大切な感覚だと思っています。(顧客の購買体験の最たる手法の一つがPLGと考えています)

コンポーネント型のERP製品は、粒度の細かな課題を解決にして中小・零細・事業主の業務環境を便利にする魅力があります。そして、そこだけに留まってしまうと業界の生産性は"上りエレベーター"になりません。

最終的にはその業界全体のバリューチェーンや調達に関する課題を統合的な形でカバーするプロダクト展開が非連続な成長につながります。

加えて、これまでのキャリア・年齢から考えた時にポータブルスキル(アプリ)を増やすことより、様々な局面でレジリエンスを磨き、難局を脱し企業成長への貢献・自己成長につながる経験の幅と深さ(OS)を進化させることが優先度の高いことだと感じていきました。

OSをアップデートする上でキッカケにした思考
・価値提供軸をピボットするのであれば未経験から果敢に挑まない
(年齢的にも体力的にもタイパが悪め)
・過去の"微経験"に目をむけて拡張できそうな部分はないか考える
・そして、志望する仕事の共通項を見つけてみる
・キャリア全体を俯瞰的に見てミッシングパーツが何か考えてみる
・とは言え、「これまでの経験を活かす」から「素直に謙虚に学ぶ姿勢」!

自分のマーケットバリューを客観的に測り、仕事の“寿命”が切れる前に伸びる業界へピボットすることの重要性。詳細はネット上でも沢山転がっているのでよければDigしてください。


構造自体をゲームチェンジする企業も多いので事業の背景、マイルストーンの確認は大切!!


言語化する(壁打ち)

そんな中で2023年初めからメモから始まりエージェントさん、家族など周囲に聞きながらブラッシュしていきました。
(セカンドオピニオンは積極的に取り入れながら、チューニングしました)

エージェントさんは数多くの候補者・企業担当者と会い、圧倒的な情報量を持っているため、案件の相談だけではなくキャリアカウンセリング(転職動機や背景ストーリー立ての整合性など見てもらう)をしてもらいました。

リファラルでもダイレクトリクルーティングでも転職の入口は多様化している昨今ですが、結局「なぜ、転職をするのか、なぜ、この会社(業界)に入りたいのか」の解像度を高める内省の精度が入社後のモチベーション・意義につながると思います。

また、最近は重要なポジションを希望するほど、バック(リファレンス)チェックを取り入れている企業も多いので、職務経歴書の内容と今後のキャリア軸に筋が通しておくと良いでしょう。この辺りは言語化してカジュアル面談で担当者の反応を見たり、信頼できる身内やエージェントに確認してもらいます。

言語化の最初にする作業はコンパスを持つことでした。まずは、方角を決めにいきました。この時にいきなり「○○業界に興味がある」「○○のプロダクトを扱いたい」「○○(企業)に入りたい」と個別具体的な入口から入ると、ミスマッチが起きやすく結果的に受け入れ側の企業様にとっても自分にとってもリスクだと考えました。
(本能的にアンテナが立ったところに入社することを否定はしません)

そこで、何度も何度も書いては修正し書いては訂正することを繰り返し
自分なりに腹落ちできそうな粒度まで砕いていきます。

自分の気持ちは日々ちょっとした出来事や刺激で変わるので、身近な場所に"内省ノート"を置くかスマホのメモやGoogleドライブ(notionなどなんでもOK)で更新性とアクセス性を担保します。スマホからでもPC/タブレットでもどこからでもすぐに書き直せる環境にすることがポイント)

セールスでも受注要因(顧客が買った理由/偶発的な要素が多い)より、失注原因(顧客が買わなかった理由/型化と再現性の強化で打率を高められる)に成功のヒントがあるように、転職活動もAs-Is【現在】→To-Be【理想】の現状把握とやりたいことよりやりたくないことを挙げ、自問自答すると返って心の声が顔を出してくることが多かったです。

仕事するうえでの重視ポイント

①経験値の深さ(数・質)×領域の拡張性
-実務経験の量
└PDCAを加速化できる環境と環境に身を置くことで自己学習サイクルの回転数を強化
※ターゲット、プロダクト、事業ステータスによって変数が変わる職種
※今後、商取引の中でコロナ前のような飛び込み営業はない。
社会全体のオンライン化
-経験領域の拡張(断片から統合/横断へ)
※セールス⇒マーケ⇒事業企画⇒事業開発⇒PMM/PO⇒CxO
(社会課題解決にインパクトがある立場で仕事に関わりたい想い)

⇒生成AIと共存する社会は、川下のBizサイドに限定的な経験だけではなくビジネス上流への深い理解から全体の骨格づくり、一気通貫の設計力が必須。そのためには単一ポジションでの経験数だけではなく、一つの商流内に位置づけられる横の部署との調整、オペレーションの改善・強化を見据えた視点や経験知が必要。

⚫︎セールスに特化した観点だけではなくレベニューの追求に向けた高い視座
⚫︎継続的に収益が上がる仕組み/プロセス設計、環境整備への時間投資
⚫︎データ分析~戦略策定から実行(Sales Enablement)
※Opsの経験則(脆弱な企業が多い実状)
└社内→売上増加・MODEL型組織の強化、メンバーの自己実現
└社外→BPO/アウトソーシングの需要価値/信頼拡張〜信用取引額の増加

②働き甲斐をがっつりと感じる
(手触り感=顧客の声の可視化、市場浸透性、社会貢献、一体感)
 -MVVへの共感(当事者意識/業務内容の手触り感)
※”Why We?”(社会意義の醸成)
 -ライフスタイルに合わせた働きかたの体現
(ワークライフバランス≠ライフワークバランスへ)
※時間ではなく成果、コロナ前への回帰<コロナ後のハイブリッド思考
※バリューを生む時間の活用(環境)
※可処分時間(9h)に対する向き合いかた(誰のために使うのか)
(24hから仕事8h/睡眠7hを差し引く)
 -コンサマトリー(自己充足的な視点、ありかた)
※インストゥルメンタルな生き方は×(目的の奴隷、支配からの脱却)
 -変化に適応するOSのアップデート
(TAM、成長ポテンシャルのある業界・領域)
※プロダクトに関するKeyword:
・社会課題の潜在性の深さ
・業界内の水平的なコアコンピタンス
(コンポーネント型⇔統合型の往来可能性)
・プロポジション(他社にできず自社ならではの優位性)の磨きこみ

③資本形成を見直し備える
-人的資本(知識/人脈)、社会資本(信用性/権威性)、金融資本(収入)
※人脈形成については一つの組織、企業内ではなく身の回りから知人の知人など間接的な経路、世の中から声がかかる状態を目標とする(マルチタグの保有がポイント)

デジタルだけではなく、ノートに書いたりしました。私的すぎるので出せるものが限られますが、とにかく自分が一番やりやすい方法で落とし込んでいきます。
ストレングスファインダーやWill/Can/Msut軸・SWOT分析など使えるツールやフレームもお勧め。

動くときにまとめたこと

  • 転職条件の優先順位(序列にするほどエージェントは動いてくれる)

  • 希望企業の属性(スカウトをくれたエージェントとのやりとり円滑化└CAGR、各種数値の推移(ARR、NRR、ARPU、Churn)

  • ファンダメンタル(深い理解/将来性の確認による安心感や熱量醸成)  └上場企業は、決算資料やログミーファイナンスで確認

  • 転職後に強化したい強み(希望職種の背景説明に効果的)

  • キャリア軸【短期:1-2年 中長期:3-5年】(自分の目標設定に作用)

  • 強みと弱み(強みから得られた経験、実績の横展開→希望職種への転換)

  • エントリーする企業へのリフレクション(※下記)

①なぜ、その会社に入りたいのか(志望理由)
②なぜ、その会社がスキなのか(好意的理由)
③なぜ、その会社なのか(志望する必然性)
④なぜ私をその会社は入れた方が良いのか(企業と私の親和性)
⑤なぜ私が使えるのか(自身のPRポイント)

エントリーする企業ごとに作成。ドライブ内でも企業ごとのフォルダで整理しておくと便利。


決算資料で見たポイント

この辺りも参考として見ておくと企業体力が分りました。スタートアップの場合は非開示のものが多いため、資金調達関連の取り組み(ラウンドがどこか?)、奥行き感をみる時は口コミサイトやSNS(note、You tube、X、ブログ等)をチェックしました。

とは言え、自分で全部収集するのは工数も増えるため、適宜エージェントさんと仲良くなり情報を仕入れやすいようにしておくと良いと思います。

なお、やり取りの際はメールよりチャット(FBメッセンジャー、Slack)が圧倒的に肌感のスピードは上がります。メールだと便宜上、枕詞や前置きの挨拶文などをお互い配慮する雰囲気もあるため、カジュアルなやり取りにアレルギーがない方はチャットを激推しします。

・時価総額(バリュエーション)
・株価
・EBITDA(税引き前利益と支払利息と減価償却の総和)
 └赤字幅縮小?黒字化のモメンタム
・NRR(売上継続率)
・QoQ推移(成長産業のSaaSの場合)
・ユニットエコノミクス【LTV÷CAC】(3以下は○)
・売上高
・売上総利益
・営業利益
・自己資本比率(50%以上であれば優良)
・前年度比の推移(成長率を見る)
・PBR(株価あたりの純資産額):目安1倍 
 ※1倍以上の場合は割高、1倍未満だと割安(前提、50%は1倍割れ)
・PER:目安15倍 ※株価に対してどれくらい利益を出せているか

エージェントにオファーした確認事項(Taker禁止)

この辺りもある程度、型として持っておくとエージェントさんとの企業確認の際に円滑に情報が入手できた印象です。ただ、相手側も当然のことながら人間ですから、不躾な聞き方や詰問ではなく、こちらである程度調べた上で聞くなど誠意も大切です。

①会社の将来性
(業績推移、トップラインアップに向けた計画やマイルストーン)
②想定されるリスク(事業領域、業界特有の動きetc)
例:
リーガルテック→弁護士法第72条 マーケティングツール→Cookie規制など
③募集ポジションの魅力
④募集ポジションの大変な部分
⑤文化・風土の魅力
⑥整備されていない部分(アップデートが今後必要な部分)
⑦文化・風土など(成長人材の共通点、未整備の文化やカルチャー)
⑧競合企業(サービス)/差別化対策

筆置き

日々、メディアやCM、ネットコンテンツで転職のメリットは目にしますが、自分が心の底から納得できる活動をするのは決して楽ではありません。
有職中に動くことが大半のため、一大プロジェクトマネジメントです笑

できれば、実際に動く1年くらい前から準備をしておいても良いと思います!

ただ、一つ言えることですが、転職活動は自分を棚卸ししながら市場価値を
測定するには近道の活動
と言えます。

ぜひ、これから自分の可能性と向き合いたい方は転職するにしても結果しないにしても、一度動いてみるのも良いのではないでしょうか。

僭越ながら、そんな方々の一助となる情報が届けられていればなおハッピーです!新天地に移り落ち着きましたらこうした活動や考えかたとリアルの答え合わせを行いたいと思います。

そして、より精進していきたいと思います。ご縁がある方はこれからもどうぞよろしくお願いいたします!!

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