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楽しいと思えることを増やしたい

幼少期から小学生の半ばくらいまで、僕は自分の思い通りの人生を歩めてきたと思う。

しかし、中学校に上がってからは、思春期ということもあったり、田舎の学校だったので、規模感も大変小さく、一学年一クラスしかない学校だったため、周りの目を気にしまくっていた。

それから、とにかく人に嫌われたり、悪口を言われることを恐れては、傷つき、自分のやりたいことや、言いたいことにふたをしてきた。

そのため、どんどん周りの目を気にし、人と関わることが億劫になっていった。

幼少期の自分が見たら悲しむだろう。

常に自分は表舞台に立つことを好み、人との競争を好み、トップに立つことを喜んで生きてきた。

それが今の自分は、一体なんだろう。

とにかく無難に生きることを徹底し、親や友人に恥じない生き方を選び、自分のやりたいことを選択肢から消し、その結果精神的に病んでいるのだ。

皆が皆ではないが、どうして日本人はこんなにも他人の目を気にしすぎてしまうのだろう。

最近読んだ本に、なるほど!と思うことが書いてあった。

アメリカなどの欧米諸国は、かつて狩猟文化だったため、自分の身が健康でなければ、飢え死にしてしまう。
元気に狩りにいけなければ、自分の生死に関わってくる。
自己責任の世界だ。

一方、日本人は農耕文化だったため、共同作業が必須である。
そのため、自分が体調を崩しても、食糧は温存がきくし、周りと共同作業のため、自分の体調よりチームワークを心がけるので、休みたいと思っても周りの目を気にして休みづらい。
自分が休むことで周りに迷惑をかけてしまうからだ。
そして、無理をしてまで働いてしまう。
体を壊してからようやっと、休むことができる。

このように、日本人は原始古来から人の目を気にして生きてきた。
そうしなければ、村八分にされたりして、生命が脅かされるからだ。

しかし、近代化が進んだ現代はどうだろうか。
飛行機を使って海外にも簡単に行ける。
それなのに、未だに日本人は今いるこの場所だけが、生きていける場所なんだと思い込んで、周りを気にしている。

でも、時代は変わる。
今は一人でも働ける時代だ。
なのに、日本人は世間体を気にしている。
そうやって、自分を苦しめてしまう人もいる。
そんなにくよくよ悩むくらいならば、周りの目など一切気にせず、自分のやりたいようにやる方がよっぽど心身共に健全だ。

これからの時代は、歯を食いしばって、嫌な仕事をして生きていく時代ではない!
嫌なことは嫌だと言い、心の健康、余裕を持っていかに楽しく生きていくかが大切である。

自分は楽しさを追及して、心躍る方向に生きていこうと思う。

みんなもそうしてみないか?

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