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理性と情緒の調和するところ

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自分の作品をカテゴリごとにまとめておきます。 こちらは随筆集です。ほんとうに好き勝手書いているだけであります。 ショートノート( https://www.shortnote.jp…
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#随筆

スイカの種について

遠く沸き立つ入道雲を見ながら青空の下でスイカを食べる風景は、 まさに日本の夏の風物詩と言…

泳ぐ鯉

池の中を自由に泳いでいる鯉を見ると、小学生のころを思い出す。 大人になっても池といえば鯉…

自由を認めることが「ゆたかさ」を育む土壌となる

お気に入りのコーヒーカップのなかにコーヒーをゆっくりと注ぐ。 立つ湯気のなかには深くロー…

宇宙開発の歴史

ロマンのひとつに宇宙があります。 未知なる世界への興奮は、なぜこんなにも私達の興味をひき…

小さな勇気でも行動は変えられる

勇気は人が生きていくうえであったほうがいいものだ。 数多くの物語で勇気の大切さが語られて…

煙草の思い出

多くの愛煙家は煙草が身体に悪いと知りながらも、たいへん見事に正当化する理由をつけて煙草を…

涙のわけは~感情と理性の関係および脳内感情の擬人化方法~

感動で涙があふれてくる。そういう経験をだれもが一度はしただろう。 映画を見たり、本を読んだりして感情がゆさぶられたときに涙が出てくる。 そして、涙もろさは歳をかさねるごとに強くなる。 どうして人は感動すると涙をながすのだろうか。 涙をながすとスッキリするのはなぜだろうか。 本文のポイント ●感情に素直になると涙をながしやすい。 ●自分の感情(とくに喜び)を大切にしてあげましょう。 感情VS理性自分の感情に対して常に理性がコントロールをかけながら、私達は普段の生活を送って

閉鎖空間は古典的な恐怖体験の温床である

これは新婚旅行で私の身に起こった本当の話である。 フライトが朝早くだったため、前日から空…

幻の麦茶にまつわる長い勘違いの話

自分が幼稚園くらいの時だったと思う。夏休み中の課外学習か何かで、幼稚園ではなく、どこか地…

傷つきやすい人も手に入れることができる心の強さとは

タフな鋼の心。何があっても傷つかない、こわれない強い心。 繊細で弱いガラスの心を持ってい…

札幌の時計台から歴史的財産の価値を考える

数ある有名な北海道の観光スポットにおいて、札幌時計台はやや残念な評価をされがちである。 …

芸術作品の味わい方とその効用

他人のつくったものが自分の人格なり考えに影響を与えているというのは、不思議なことであり名…

未来に長く生きることを考えるのではなく、過去を取り込んで人生の質を上げようという…

人生100年時代と言われているけれど、みんなそんなに長生きしたいと思っているのだろうか。 私…

誰の影響で随筆を書くようになったか

自己紹介の続きのようなもの。 そもそも、こうして文章を綴るようになったのは、寺田寅彦と中谷宇吉郎の影響である(敬称略)。お二方とも物理学者であり、また随筆家でもあった。その文章は科学的題材を扱いながらも文学的であり、科学者の精神をよく表現されておられた。まさにそれは自分が書きたいと思っていた文章の型そのものであった。 私の読書履歴もともと、本を読むことは好きで、小さい頃はハリー・ポッターやナルニア国物語などのファンタジーを夜更かししながら読んでいた。非現実の世界が私の人間性