写真展「GRと私。Vol.3」総括 Taipi
2024年2月20日~24日 GALLERY ROOM305
一昨年、昨年に引き続き、RICOH GR シリーズで撮影した写真縛りの企画展に出展しました。
過去二回の「GRと私。」の総括は以下になります。
今回はCOVID-19前後の台北をGRⅢ系で撮影したストリートスナップを展示しました。過去二回は人があまり写っていない(地方なので人が居ない)写真で展示しましたが、今回は人が多めです。実は左の六枚がCOVID-19前、右の六枚がCOVID-19後となっています。COVID-19の前後で台北の街も変わりましたし、僕の環境や撮影アプローチも変わっています。
この台北のスナップは 「moment x BEATS BOOKS展」 TAIPEI b & a C
でのBOOKからの写真を選んでの展示でした。その時の総括が下記になります。この TAIPEI b & a C は A4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してますので、お気軽にお問い合わせください。
では、その中からいくつか紹介します。
長い写真歴の中でこのような似顔絵書きを狙った撮影は何度か撮ったことがあったのですが、この写真のように本人と似顔絵の両方をきっちりとした角度で捉えることが出来たことはなかったのです。そういう意味で自分にとって貴重な写真であります。似顔絵も凄く似てるし!
台湾では屋内の喫煙が法律で禁止されていますが、屋外での路上喫煙については比較的寛容です。但し、歩きタバコは禁止されており、立ち止まっての喫煙は可能な場合が多いのです。この写真では煙草を吸っていた女性を撮影しようとしたら目が合ったので、会釈をして許してもらえました。丁度、左の男性の腕がブレて前ボケとして入ったことは臨場感や遠近感的に幸運だったと感じます。
展示のタイトル「GRと私。」を表現した一枚です。「。」の部分は彼女の前に置かれた丸い器です。この写真についてはこれ以上を語らないようにします(汗)
信号待ちをしている男性がかがんで煙草の煙を吐き出した瞬間に撮影しました。見に来てくれた横尾氏にも言ってもらえましたが、奥に写っている女性が効いています。この方がいるのといないのとでは写真の質は大きく変わると思います。そういう偶然に左右される割合が高いのがストリートスナップの醍醐味だと思っています。
最後に展示風景の動画を貼っておきます。
では、また。
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