見出し画像

私の過去、そして今


大人が何を考えているかわかってしまうような子供でした。嘘をついて偽っている大人に気づいてしまう子供でした。これをしたら喜ぶだろうと自分の気持ちより相手の気持ちに合わせてしまう子供でした。そして自分の本当の気持ちを出せなくなっていきました。自分の本当の気持ちは相手を否定してしまうもの、悲しませてしまうものだと感じ(思い込み)出すことができなくなってしまいました。

当然恋愛はすべてうまくいきませんでした。
今になってみれば自分の心の投影がパートナーなので、私は私の心の中をパートナーに映し出して見ていたとわかるのですが、当時はそんなことは知らないので、
私を傷つける、寂しい思いをさせる、嘘をつく、そんな相手を責め、どれだけ私が可哀想な存在かをアピールし、疲れ果て、結果そんな自分を責める。
この繰り返しを何度も何度もしていました。

世間一般で言う婚期はとっくに過ぎていました。私はどうしても結婚したい(しなくてはいけない)と考えていて、焦っていました。
人は焦っている時判断を誤ります。
私は完全に本当の自分を見失っていました。
そして生きている意味がわからなくなりました。
私が存在している意味はなんだろう?
私が生きている必要性はもしかしたらないのではないか、と考えてしまうほどでした。

10代の頃からずっと闇の中にいました。寒くて暗くて寂しい黒闇でした。そこから出たくて20代前半の頃から自分なりに選んだ自己啓発本を読むようになりました。セルフラブと言う概念に出会ったのはその頃で、自分で自分を愛するという言葉がものすごく気持ち悪く感じ興味はあるのにすんなりと受け入れられなかったことを覚えています。
本を読んでも理解できていなかったので心は満たされず、必要以上に占いに行くような行動をとっていた時期があります。心が常に安心を感じていなかったので、「あなたの未来は明るく幸せに満ちていますよ」と言われたいがために多い時は1ヶ月に3回も色んな占い師さんを調べ行ったものです。それを何年も続けていました。
でもどれだけ占いに行っても私の不安な心は改善されませんでした。

人間生きていれば良いことも悪いこともある、とよく聞きますが、私は、良いことが1で悪いことが9なのではないか?一生このままなのか?みんなこんなに辛い思いをして生きているの?みんな結構楽しそうに見えるけどなぁ、私だけが辛いように見えるけど…
と思い、良いこともあれば悪いこともある、それが人生というもの、という言葉にずっと疑問を抱いていました。

昔からの心の寂しさを蓄積させ続け、トドメに焦りから失敗し生きる意味を見失いどん底でした。

(身近な人に話せないので)カウンセリングに行ったり瞑想をしたり気になる講師の方のワークショップを受けたりと言うことはもともとしていたのですが、
ACIM(A course in miracles)、奇跡講座という本に出会い、この本から学びを得ていく中で私がずっと感じていた矛盾は取り除かれました。
私は本当はどんな存在だったのかに気づくこともできました。そして少しずつ現実が変わり始めました。
(この本を一人で学ぶことは私には難しかったのでご縁に導かれた素晴らしい先生に教えて頂いています。)

・生きている意味がないと感じていた自分
・心がいつも寂しい自分
・よかれと思って自分より相手を優先してしまう自分
・相手を責めてしまう自分
・この世界に矛盾を感じている自分
・やりたいことがあっても私には無理と思っている自分
・好きな仕事ではないけれどお金のために、生活のためにと我慢して働いている自分
・いつも周りの人と自分を比較している自分
・人の目ばかり気にして生きる自分
・世間一般と違う私を責める自分
・親に恵まれなかった、パートナーに、社会に、環境に時代に恵まれなかったと悲観的な自分
・本心を言えない自分
・人を信用することができない自分
・人の粗が気になる自分
・人が羨ましく思える自分
・自分がちっぽけに感じる自分
・寂しさを外側のもので埋める自分
(パートナー、友達、買い物、テレビ、旅行、ギャンブル、お酒などなど)
・将来に希望が持てない自分
・こんな人生がいつまで続くのか考え恐ろしくなる自分



私だけが取り残されたような感覚になり、何もかもが嫌になり、でも人を信用できないので誰かに悩みを打ち明けることができず、強がり、孤独を感じていました。


同じような気持ちで今を過ごしている人はいますか?

このすべての苦しみが本当の私へ導いてくれるために私に送っていたサインだったと、やっと気づいてあげることができました。

長い間サインを無視してしまっていました。
それは結果自分を苦しめるということ。

すごく遠回りしてしまった感じはするけれど、すべて最善だったとも思えています。

私は今、今まで感じた感情、体験を元に日々の学びやヴィジョンを通して、同じように心に苦しみを抱えている方を本来の姿に導く手助けをしています。


家族がいるのに寂しい
パートナーがいるのに寂しい
友達がいるのに寂しい
子供がいるのに寂しい
金銭的にも満たされた生活を送っているのに寂しい
旅行をしても買い物をしても寂しい
世間一般に言われている優越感を得ても寂しい


心と心で繋がりあってオープンに自分の思いを言える場所があるとしたらどうでしょうか?

完全な安心の中で本当の自分の気持ちを言葉にできる空間があるとしたらどれほど心がほぐれるでしょうか。

そして自分の心の声を発することができるようになると、自分を苦しめていたものはすべて自分が作り出していたと気付けるようになり、その苦しみを自分で改善できるようになります。

苦しみ、悲しみ、恐れの感情から自分を助けてあげられるのは他者ではなく自分だけです。

誰かに助けてほしいと思っている間はずっと、良いことも悪いこともある、それが人生というもの、というループの中にいることになるけれど、自分と向き合い自分の心の奥底に追いやってしまった声を聞きその声を尊重してあげられるようになると孤独はなくなります。

本来の自分がどれほど素晴らしい存在か知りたくはないですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?