【育成編】vol.1 キャリアの上げ方
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バックナンバーです。
書きたいことが膨大にあるので、整理しながら。
更新する毎に追加します。
☆面談編 ~絶対残す!~
【面談編】vol.1 本気の傾聴
【面談編】vol.2 敵なのか味方なのか
【面接編】vol.3 共感の本当の意味
【面談編】vol.4 観察
☆面接編 ~絶対採る!~
【面接編】vol.1 後悔させない
【面接編】vol.2 誰が言うかが大事
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テレビを見ていたら、
東大生がしゃべってた。
『コロナ禍で、
授業が暇になってしまって、
事業を立ち上げたんです』
ギャグか?と一瞬思いつつも、、、
『絵本が読めるアプリの開発をしたんです。
図書館とかで本を触ることへの抵抗もありますし、
かといって、
子供たちは困っている、
だからこそ、
スマホで好みをいくつか選択すると、
君にぴったりの絵本はこれだよ!
みたいな感じで出てきて、
それをお母さんに読んでもらえるように』
話を聞いていて、
やっぱり東大生ってすげえなあ、、、
みたいな感じでした。
でも、
その後、
彼はこう言ったのです。
『アプリなんてものも知らなかった。
ましてや絵本にも興味は無かったんです。
でも、
そこに困っている人たちがいて、
だからこそ、
自分のお金と時間を投資して、
やれるようにしたんです』
私は聞いていて、
かなり痺れました。
さて、本題です。
本来、
仕事って、
上記のような感じです。
いわゆる起業家マインド。
自分のやりたいこととか、
得意なこととかじゃなくて、
世の中にあるお困りごとに対して、
どんな価値提供ができるか、
その結果、
対価として報酬をもらうこと、
です。
固く言うと、
『仕事とは、社会課題解決に対する、
機能提供。その対価として報酬を得る』
という定義になりそうです。
この時代、
日本中、
世界中の、
お困りごとが一気に変わり、
その解決のための、
新しいビジネスモデルが世に生み出されました。
創業以来の業績をたたき出しているケースも、
普通に見られていますよね。
ただ、
会社組織にいると、
どうなっているでしょうか?
いつもいつも、
自分のやってきた領域を大事にして、
強みや得意なこと、
もっというと好きなこと、
その箱の中から飛び出ないことが、
普通では無いでしょうか?
面談をしていると、
本当にそう感じます。
でも、
かくいう私がそうでした。
私は教育をやりたい!
などと起業をし、
やれることがいくつかあるものだから、
その中の何で勝負したいか、
そんなことばかり考えていました。
1年半前でしょうか、
正直コロナの影響もあり、
立ち上げた事業が思うように形にならない、
そんな時に、
世界TOPクラスのコーチに師事し、
そしてメンターになってもらいました。
その時に、
上記のような、
仕事の定義を学び、
自分が世の中のお困りごとへの視点が、
全くなかったことに気づかせてもらったのです。
『良くそんなんで会社の専務やってたね。
めっちゃ解像度粗すぎるしヤバいよね』
笑いながら言われましたが、
私は全く笑えませんでした。
視点や視座が圧倒的に変わると、
色々なことへの解像度が上がりました。
特に自分が使う言葉の解像度、
同じく目の前の人が使う言葉の解像度、
ここに意識が向くようになりました。
その結果、
仕事内容は完全に変わり、
枝葉を提供するコンサルタント的な立場から、
思考そのものを変え、
認識世界そのものを変える、
コーチになりました。
話を戻します。
会社とは、
常にTOPが、
『今できないことを、できるようにする』
ために頑張ってくれています。
時に、
新規事業が始まったり、
時に、
吸収合併の話が来たり。
その都度、
お困りごとが増えたり、
変わったり、
常にニーズが変化しているわけです。
これは社外の話ではありません。
社内において変化し続けている、
ということです。
もし、
今の自分のお給料は、
『今の自分の能力と時間の切り売り』
であって、
本当はやるべきなのは、
『1~2年掛けて、
今やれないことをやれるようにするために、
自分のお金を時間を投資すること』
という風に、
人生を見つめなおすことができたとしたら
社内にはお困りごとだらけであって、
自分自身の可能性は無限にある、
自分自身が変化するという、
本当の意味を、
感じられるようになるのです。
キャリアの上げ方。
そのためにはまず、
仕事の定義を骨の髄まで理解すること。
仕事とは?
と聞かれた時に、
上記のことが即答出来ること。
仕事とは、
生活のためです、とか、
仕事とは夢実現です!とか、
そう言っている時点で、
そう認識している時点で、
もうすでに箱に入っているのです。
私たちは、
何者にもなれる。
なっていいのです。
それを自分に許してあげることです。
人と組織の可能性に、
尊敬と愛を込めて。
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