【面談編】vol.4 観察
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バックナンバーです。
書きたいことが膨大にあるので、整理しながら。
更新する毎に追加します。
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公園で遊ぶ子供たち。
そろそろ17時になろうとしている。
そこで言うわけだ。
『お~い!そろそろ帰るぞ~!!』
言ったところで、
帰ろうとはしない・・・・。
そこで何度も言うわけだ。
『お~い!そろそろ帰るぞ~!!』
それでも一向に帰ろうとしない・・・。
でも、
言い方を変えてみる。
『今日はお前の大好きなハンバーグだぞ~!』
『早く帰って、アニメ見るんだろ~!』
そうすると、
『あ!そうだった!帰るねバイバイ!』
唯一無二の親友にも見事にドライに言ってのける。
Xという地点から、
Yという地点へと、
行動変革が起きた時。
そこには心がある。
そこには何らかの計算式がある。
そこには何らかの情報処理がある。
そのいわゆるトリガーポイントみたいなものに、
対象者の興味関心がセットされた時、
つまり、
何が好きなんだっけ?がセットされた時、
人は行動を起こす。
さて、
面談の話に戻しましょう。
今日のテーマは『観察』
面談者とガチでいきなり会話をしようと、
意気込んでいる時。
その時点でミスってます。
さっきの例でいうと、
子供のわがままに、
同じく子供の人格と目線で、
叱ったりキレたりすると、
余計に反発が生まれる。
そうじゃなく、
まるで子供を見る親の視座で、
『観察』をすることです。
あまりにも親目線過ぎて、
あまりにも達観してる雰囲気を出すと、
『わ、この人、聞いてない・・・』ってなるから、
そこそこ共感してる風も態度として見せる。
つまりは、
話を聞いているというよりは、
対象者の心を見るのです。
もし、
面談対象者の、
入社動機や、
働いている意図や目的、
強みや興味関心、
これらの要素を、
面談者側が全く把握していないとするならば、
面談など成立するわけが無い。
組織が大きくなり、
『なんか新しい人、増えたよね~♪』
『すっげ~ウチってさ~、伸びてるよね~♪』
『顔と名前、一致してないしね~♪』
これ、あるあるです。
誇るより恥じるフェーズです。
まとめると。
最初にやるべきは、
会話じゃないのよ観察なのよ。
もっと言えば、
相手に話をさせる?自分が話す?
その割合がどうとか、
そもそも問題はそこじゃないのよ、
という話でした。
相手の『何が好きなんだっけ?』を
わずか5~10分で引き出す技術。
コーチング(引き出すこと)よりも
ティーチング(教える)が大事。
そんな話はまた次回。
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