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バックナンバーです。

書きたいことが膨大にあるので、整理しながら。

更新する毎に追加します。

【面談編】vol.1 本気の傾聴

【面談編】vol.2 敵なのか味方なのか

【面談編】vol.3 共感の本当の意味

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公園で遊ぶ子供たち。

そろそろ17時になろうとしている。

そこで言うわけだ。

『お~い!そろそろ帰るぞ~!!』


言ったところで、

帰ろうとはしない・・・・。

そこで何度も言うわけだ。

『お~い!そろそろ帰るぞ~!!』

それでも一向に帰ろうとしない・・・。


でも、

言い方を変えてみる。

『今日はお前の大好きなハンバーグだぞ~!』

『早く帰って、アニメ見るんだろ~!』

そうすると、

『あ!そうだった!帰るねバイバイ!』

唯一無二の親友にも見事にドライに言ってのける。


Xという地点から、

Yという地点へと、

行動変革が起きた時。

そこには心がある。

そこには何らかの計算式がある。

そこには何らかの情報処理がある。

そのいわゆるトリガーポイントみたいなものに、

対象者の興味関心がセットされた時、

つまり、

何が好きなんだっけ?がセットされた時、

人は行動を起こす。


さて、

面談の話に戻しましょう。

今日のテーマは『観察』

面談者とガチでいきなり会話をしようと、

意気込んでいる時。

その時点でミスってます。

さっきの例でいうと、

子供のわがままに、

同じく子供の人格と目線で、

叱ったりキレたりすると、

余計に反発が生まれる。

そうじゃなく、

まるで子供を見る親の視座で、

『観察』をすることです。


あまりにも親目線過ぎて、

あまりにも達観してる雰囲気を出すと、

『わ、この人、聞いてない・・・』ってなるから、

そこそこ共感してる風も態度として見せる。

つまりは、

話を聞いているというよりは、

対象者の心を見るのです。


もし、

面談対象者の、

入社動機や、

働いている意図や目的、

強みや興味関心、

これらの要素を、

面談者側が全く把握していないとするならば、

面談など成立するわけが無い。

組織が大きくなり、

『なんか新しい人、増えたよね~♪』

『すっげ~ウチってさ~、伸びてるよね~♪』

『顔と名前、一致してないしね~♪』

これ、あるあるです。

誇るより恥じるフェーズです。



まとめると。

最初にやるべきは、

会話じゃないのよ観察なのよ。

もっと言えば、

相手に話をさせる?自分が話す?

その割合がどうとか、

そもそも問題はそこじゃないのよ、

という話でした。



相手の『何が好きなんだっけ?』を

わずか5~10分で引き出す技術。

コーチング(引き出すこと)よりも

ティーチング(教える)が大事。

そんな話はまた次回。





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