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雑談ならぬ雑観(?)が足りない。

リモートワークになって、雑談が減ったねという声をよく聞く。

私は、なんでもないときに雑談するのが少なくて(昔からの知り合いとかにたまたま会うと結構話すけど。そういうのは今ないのはちょっとさみしい。仕事で今関わってないけどわざわざ雑談ってほどの人はいないので。)会議の前後とかになにか話すのとかが減ったなぁという感じ。
雑談ぽいのより、ちょっと様子伺いとか、フォローいれたりとか、本音こっそり聞いたりとか、そういうの。
そうやって関係性つくっていったり信頼してもらうようになったり、そこから情報仕入れたりしていて、そこが私の強いところだったので、武器が使えなくなった点はちょっと残念ではある。
チャットとかである程度はやれているけども、意図せずにとか意識されずにとかで得られるのはオンラインでは難しい。

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業務上問題はないんだけど、なにかが足りない気がするんだよなぁと思っていて、ふと気づいた。

観察できない。

リモートワークだと、まわりの人とか見れない。当たり前だけど。
見えないけど、見られなくて、うるさくもなくて、それは助かるとも思っていたし、打ち合わせする分には、声だけでもあまり問題はない。

だけど、普段出社していたら、全然関係ないところをたくさん見てる。

隣のチームの様子も目に入るし、聞こえてきたりするし。
会議室に移動する途中にいる、仕事上の関り少ない同じチームの人とかも、様子見えるし。
庶務さんとか管理チームとかときどき関わる人たちの様子も見えるし。
仕事で全然関係なくても、同じ部署の様子とか、前に会議やってたプロジェクトとか、目にはいる。
次に入る予定のプロジェクトの様子とかもわかってくる。
上司や上長とかも、話してる声とか聞こえたり、様子見えたり、そういうとこから今何気になってるかとか問題になっているかとかもわかったりする。(上司も上長も席が近かったので余計に。上長の席近いと、そこに来て話す人とかも見える。)

ほかにも、ほんと意味なく、この人髪切ったんだなーとか、カジュアルデーの日のみなさんのラフ具合の差とか、こんな服着るんだなとか、席においてある小物とか写真とかから趣味などとか、なんかいろいろ見ている。
新人の頃の教育担当の方相変わらず元気だなーとか、そのころ一緒に仕事してた派遣さん今日はきてるなとか、気になる人は目に入るし、人変わったなとか増えたなとかも目に入る。
全体の雰囲気とかも、グループごとのそのときの感じなども、なんとなく目に入る。

意図して何かを見るわけではないけど、仕事に関わりそうなこともそうでないことも無作為にあれこれ見ている感じ。

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今の業務上はたいして何も意味なかったりもするのだけど、次の業務の状況や雰囲気わかるとはいりやすかったり、なにかの打ち合わせ相手が関わっていたりすると話のネタになったりはするかな?
自分から動いたり提案したりするときの参考になることもあるかな?よくわからないけど多分。
見ているからってその程度しか役に立つ気はしないのだけど。

だからって、ないとなんか足りないなって感じ。

雑談ではないけど、雑談の見るバージョンだったのかもしれないな、って思ったのでした。
あれこれ見れて気づいたりという状況が、内容関係なく楽しいのかも。

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