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この人は味方だ。
そう思われたら人は本音を語り出す。

この人は敵だ。
そう思われたら人は心を閉ざす。

つまり、
味方だと思われることが何より大事。

偉い人が重たい雰囲気を出しながら、

『じゃ、これからやりたいことを語って』

そんな面談をしていると、
面談後になぜか辞表が出てきて、

『会社の方向性が見えなくて』

なーんて言うシーンも事実としてある。

『あんなに語ったのになぁ、、、』
『なんで本音を語ってくれないんだろう、、、』
『これじゃ、面談なんて時間の無駄じゃん、、、』

確かにこんなことしてたら、 
時間の無駄です。

さらにこういった状況を、
相手の資質の問題だなんて考え出すと、
もうドツボにハマる。

過去、
100人以上の面談を年に2回ずつやってました。
今はもっとやっています。
やってる人には分かる。
ホント簡単じゃない。

さて。

敵なのか、
味方なのか、
それを決めている重要な要素は、
まずは第一印象。

第一印象は○秒で決まる。
こんな話は良く聞く。

3〜5秒とか、はたまた7秒とか?
その認識は、かなり甘いです。

私が言うには、
答えはわずか0.7秒。
つまりは瞬間。

専門的に言えば、
脳の処理による速度。
理性が抗えない領域。

腕相撲で組んだ瞬間、
ヤバ、、勝てない、、と思う速度。

そう感じるんだから
仕方ないじゃん。
というあの感覚。

瞬間的に脳が察知した感覚に、
人は引っ張られる。

瞬間的に嫌だと思ったら、
もうその後全てが嫌な感じに思える。

瞬間的にキモいと思ったら、
もうその後全てがキモく感じる。

身だしなみ。
表情。
などは当然の世界。

時代がどうとかは関係無い。
全ては相手がどう感じるか。
その面談で何をしたいのか。
それぞれの場面でふさわしい基準がある。

足を組む。
腕を組む。
立って近寄る。
ポケットに手を入れる。

それだけで、
相手の心拍が上がるのです。

偉くなればなるほど、
すごくなればなるほど、
盲点になりますし、

それが邪魔して本音を言ってくれない
ことだって普通にあるのです。

意図的に魅せること。
自分は味方なのだということを。

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