前回、会社側の考えに同調させるのが施設長の仕事だとお伝えしました。 ▼前回の記事はこちら▼ https://note.com/m_mikamo/n/n665c089992e5 「いやいや、会社の考えが私と違っているから同調させられないよ」という施設長がいるかもしれません。 そんなときは会社に自分の意見を提案するべきです。 別に会社は社員の意見をすべて聞かないと言っているわけではないからです。 しかし、そこには明確なルールがあります。 それは、 ・上司を飛び越えて提案
前回、介護とお金の話の深堀りをしました。 ▼前回の記事はこちら▼ https://note.com/m_mikamo/n/n550e4c5202f8 「私は、利用者様からお金をもらっているので利用者様に向いて仕事をしています」と言う施設長がいたとしましょう。 一見すると正しいように思います。 確かに利用者様からお金をもらっているのですから。 そこで簡単に野球に例えてみましょう。 打席に立っているのが部下とするとコーチが施設長、監督は会社や社長、観客は利用者様と言えるで
前回、利益の必要性のお話をしました。 ▼前回の記事はこちら▼ https://note.com/m_mikamo/n/n9a2a10acc461 福祉業界では、お金の話を嫌う方が多いように思います。 たぶん、それは介護を慈善活動のように捉えているのでしょう。 その気持ちも分かります。 目の前の利用者様を助けている行為がお金で計算されるのはなんだか複雑な気持ちになりますからね。 介護にお金の話はだめなのでしょうか? お金の管理① https://note.com/m_m
前回、利益を出すための方法をお話しましたが、 ▼前回の記事はこちら▼ https://note.com/m_mikamo/n/n623569d787f1 施設長として施設のことを任されているのであれば、 会社や施設のお金の流れを知っておかなければなりません。 ここでは、皆さんがよく知っている家計簿と会社の会計を照らし合わせて、なぜ会社に利益が必要なのかをわかりやすく解説します。 家庭での収入は、あなた自身の給料です。もし、あなたに夫や妻がいる場合は、その方の給料も収入
前回、ゲーム理論で施設長の考え方を変える方法をお伝えしました。 ▼前回の記事はこちら▼ https://note.com/m_mikamo/n/ne900efba5140 施設長の気持ちが前向きに変わったら、次は目標を立てましょう。 例えば30人定員の施設の場合、利益を出すには平均利用者数が最低80%必要です。 計算では、24人の利用が必要となるのです。 現在の利用が20人だったとしたら、あと何人の契約が必要でしょうか? ここで4人と答えた施設長は完全に勘違いしてま
前回、『お金の管理②』で利益と黒字にする方法をお伝えしました。 ▼前回の記事はこちら▼ 皆さんの施設の稼働率はどうでしょうか? 稼働率が80%以上であれば、今の時点では問題はないでしょう。 しかし、80%以下であれば、稼働率をあげなければいけません。 「稼働率なんて上がらないよ。」と思っている施設長 施設の稼働率が上がらないことを、「新しい施設が他でできたから・・・」と言い訳する施設長がいます。 確かにそれも理由の一つかもしれません。 しかし、それが全てではないです。
前回、『お金の管理①』で利益について考える事をお伝えしました。 ▼前回の記事はこちら▼ 利益とは、収入から支出を引いて残ったお金のことです。 収入は、国や自治体、利用者様からいただく報酬。 支出は、職員の給料、光熱費、家賃など施設運営のために使うお金です。 収入 ー 支出 = 残ったお金(利益) ざっくり言いますと、残ったお金(利益)がプラスになることを黒字。マイナスになることを赤字と言います。 このことから赤字になる原因は、収入より支出が多くなること以外にはない
前回、施設長の仕事は「人、物、金」の管理であると話ました。 ▼前回の記事はこちら▼ 今回は、その中でも特に大切なお金の管理について話そうと思います。 福祉業界では、お金の話を嫌う方が多いように思います。 たぶん、それは介護を慈善活動ように捉えているのでしょう。 その気持ちも分かります。 目の前の利用者様を助けている行為がお金で計算されるのはなんだか複雑な気持ちになりますからね。 もし、あなたがボランティア(無給)で介護しているのであれば、慈善活動として捉えても仕方ありませ
前回、施設長の仕事とは施設の「売上」、「スタッフ」、「物品」の管理をすることであると話しました。 ▼前回の記事はこちら▼ では、管理とはいったい何を指すのでしょうか?そこで「管理」という言葉を検索してみました。 すると「よい状態であるように気を配り、必要な手段を使ってとりさばくこと。」と出てきました。 なんとなくですが、管理とは、よい状態になるようにいろいろなことをするみたいです。 このことから施設長の仕事である施設の「売上」、「スタッフ」、「物品」の管理するということは
どこの施設も施設長は忙しく仕事をしています。 それは業務が多岐にわたっているからなのですが「それ、施設長の仕事?」と首をかしげることもしばしばあります。 そこで施設長の仕事とは本当は何なのか?をテーマにお伝えしようと思います。 施設長にとって耳が痛い話になりますが、大切なことなので知っておいてほしいです。 施設長は、送迎ドライバーがいなければ送迎要員になり、介護職員が休めば介護を、電球が切れたら電球を買いに走ったり・・・ 日々忙しく働いています。 そのようななかで、すこし