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3.お金の管理①

前回、施設長の仕事は「人、物、金」の管理であると話ました。

▼前回の記事はこちら▼

今回は、その中でも特に大切なお金の管理について話そうと思います。
福祉業界では、お金の話を嫌う方が多いように思います。
たぶん、それは介護を慈善活動ように捉えているのでしょう。
その気持ちも分かります。
目の前の利用者様を助けている行為がお金で計算されるのはなんだか複雑な気持ちになりますからね。
もし、あなたがボランティア(無給)で介護しているのであれば、慈善活動として捉えても仕方ありません。
しかし、給料をいただいているのであれば話は別です。
それは慈善活動でも何でもないです。
「介護は慈善活動」と言いながら「給料が上がらない」とぼやいていたらそれは勘違いも甚だしいです。
あなたが行っている介護は生活していくための仕事だと言うことを認識してください。
 
さて、慈善活動ではなく仕事だということが理解でき、生活のためだと認識できれば、いかに利用者様からいただくお金が大切かわかるでしょう。
そのお金が入ってこないことにはあなたを含めた職員に給料が払えないのですから・・・

ここからが施設長の仕事です。
施設長は職員に給料が払えるようお金を管理しなければいけません。
前回でも話したように管理とは良い状態にすることです。
お金の良い状態とは、施設に利益が出ていることを指します。
利益の詳しい説明が次回しますが利益が出ていれば、施設のお金の管理は今のところうまくいっています。
利益が出ていなければ、管理されていないと言うことです。
「今まで利益のことなんか考えたことないよ。」と言う人は、今日から利益のことを考えて下さい。

今すぐ社長に施設の利益がどのくらいなのか聞きましょう。
 

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今日のまとめ
利益について考えてみる