6．目標を決める

前回、ゲーム理論で施設長の考え方を変える方法をお伝えしました。

▼前回の記事はこちら▼

https://note.com/m_mikamo/n/ne900efba5140

施設長の気持ちが前向きに変わったら、次は目標を立てましょう。

例えば30人定員の施設の場合、利益を出すには平均利用者数が最低80％必要です。
計算では、24人の利用が必要となるのです。

現在の利用が20人だったとしたら、あと何人の契約が必要でしょうか？
ここで4人と答えた施設長は完全に勘違いしてます。
毎日利用の方が契約するのであれば4人でOKです。
しかし、ほとんどは週2、3回です。
そうすると4人では24人に届かないのです。

ではどうしたら24人になるのでしょうか？
週3回の利用者が2人増えれば、平均利用者数は1人増えます。
では、4人必要になるには？契約人数は8人必要になるのです。
しかし、契約終了になる利用者様もいます。
だいたい平均で月2人だと仮定します。
これも加えると、こうなります。

利益を出すには、今の契約者数にプラス10人は必要になると言う事です。

さあ途方もない数字が出ました。
もしかしたらやる気をなくしたかもしれません。
だがまずは現実を知らなければ話になりません。
そして、打ちひしがれるのです。
それを乗り越えなければ本当の覚悟は出来ません。

覚悟が出来ればこっちのものです。
ほぼ70％は目標を達成したも同然です。
後はやるだけです。
 

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今日のまとめ
目標が決まれば、覚悟が決まる。
覚悟を決めて、目標を決める。