【自分勝手な思い込み】と【自己否定】のその先は?

昨日、仕事中の上司とのやり取りの中で気づいたことを発信したい。

私は普段、事務所の電話が鳴ったとしても咄嗟に反応するポジションではない。別の人が担当でいるので、その人が席を外してる時に、たまにお願いされるくらい。また、そのタイミングで実際に私が電話に出ようとすると、上司がいる時は、何故か上司が出ることが多い。正直、その点の真意は未確認だが、個人的には、『そんなに必要性が無い』のかと思っていた。そして昨日、担当者が席を外していた、且つ、上司は事務所内で打ち合わせ中だったタイミングで電話が鳴った。『私が出なくちゃ!』って思ったものの、久しぶり過ぎてやり方を忘れており、あれ?っと思って少しアタフタした。そしたら、上司が事務所全体に聞こえるような声で「はやく電話に出ろよ!!」っと言った。その直後、私はやり方を思い出して電話を出た。

その一連の下りの直後、私は最初『上司に怒られた!』と思って少し凹んだ。【大きい声と命令口調】だから、ついそう思ってしまった。だけど、私はの中では『ちゃんと出ようと思ってたけど、やり方を忘れてたからスムーズに出来なかっただけ』だと1人で【自己肯定】していた。別に、言い訳したい訳じゃないけど『次の時はスムーズにやるもん!』って気持ちだった。その後、別件で上司に用事があったので声をかけた。上司の反応は、特に怒った様子もなく落ち着いていた。私の中では勝手に『電話の件の注意があるかも!』って考えていたので、少し不思議になった。そこからまた、1人で考えて気づいたことは『上司は別に、それを咎めるために言った訳でなくて、電話の相手を待たせるなってこと』を言いたかったのかなって納得した。だから、これまでも、私が電話に出るか否かはどうでも良くて、『とにかく早く電話に出る!』の思考に通じる行動だったのかなって思った。そして更に、それ以上に何も言われなかった理由についても考えた。そこから新たに気づいたことは、【大きい声と命令口調】だからといって、『必ずしも怒っていない』ということである。だから『私が謝ることもなければ、上司が怒ることもない』状態が生まれた。もっと言うと、私が謝ったところで、『次回以降の改善に繋がれば、きっとなんとも思わないだろうな』って感じがした。逆に、現状や今後の改善に通じるものが【何も無い状態】で謝られたとて、きっと上司は『納得しないし直接的に怒りもしない』と思った。それよりも、『自分の中で改善策を考えた上で相談してみる』とかの方が互いに次に繋がって気分が良くなる気がした。『前進しようとする姿勢』みたいなものが伝わる【行動に移すこと】が、きっと大事。

『相手の反応に敏感で次の自分の行動を躊躇ってしまう』みたいなことが多々ある私。『きっと怒ってる、怒られる』とか『きっと嫌がられる、迷惑かける』みたいな気持ちになることも、もちろんある。だけど、何も行動しなければ『相手に何も伝わらない』し『相手から教えてもらうこと』もない。だから私は、『自分の聞きたいこと、やりたいことを、どのようにして忠実に伝えるか』をひたすら模索するようになった。すると、『上司はきっと、私の事なんてなんとも思っていない』と、以前言われた通りに思っているので、あまり心配しなくなった。その代わり、『どう思われようとも、私はこれが聞きたい!』とか『そうじゃないと次に進みたくても進めないんです!』みたいな【根本の伝え方】を絶賛勉強中だ。上司だって、部下から何のアクションもなければ、手を差し伸べる術も明確ではない。部下に構えるほど暇じゃない上司なのも知っているからこそ、『自分から、簡潔に明確なアクションを起こす』ことを日々考えるようになった。

今回は、上司と部下の関係の出来事の話。だけど、これまた『今回に限った話ではないはず!』と思った。親子や夫婦など、戸籍上の関係であればきっと、そこに必ず【責任】が伴う。上司と部下も同じように、会社の組織であることから、必ず【責任】がある。その【責任】を果たすためにも、今回の気づきは、大切なことだと再認識した。それぞれの関係性において、【責任を果たすこと】と、そんな中でも【自分らしく互いの関係を成り立たせる】こと、そこに乗せる【自分の気持ち】の3つ。それらのバランスは、もちろん人それぞれ。だけど、今回の私のように【自分勝手な思い込み】や、以前の私のような【自己否定】の思考が強いと、それらのバランスは途端に崩れやすくなると思った。今回だけでなく、過去の私も、そんな経験ばかりしてきた自覚がある。【自己否定】には最近特に敏感なので、自分で気づいて改めることも増えてきた。しかし、【自分勝手な思い込み】もまた、意識的に改善したいと思っている。【自分勝手な思い込み】で言うと、相手の反応や思考を想像するだけでなく、その【自分勝手な思い込みに寄せた自分を演じる】なんてことも起こりうる。無意識にそうすることで【自分の意思】や【自己肯定的な思考】を、『簡単に見失ってしまう最大の原因』でもあると考える。また、【本来の相手の人物像を知るタイミング】さえも、自ら削除してしまっまていることになる。だから『自他ともに尊重すること』を知らず、どこに属した時でも、結果的には、自他ともに対して【情緒不安定】なのだ。そして【安定した人間関係】からも程遠い。みたいなことも、過去の私の経験から身をもって実感する。

あくまでも【バランス】が重要だってこと。もちろん【自分の価値観をベース】にした状態で。それが、『自分らしく生きるため』とか、『ありのまま自分をベースに人間関係の築くため』の【人間としての基本的思考】なのかな!なんて思ったりした。そして、それらはきっと、良くも悪くも一生変わり続けるだろうと思う。でも、そんな【私だけの人生】にしていきたいなんて思ったので、これからも【変わり続ける私】で生きたいよ😊って話だよ。


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