まず親御さんが楽になろう!

こんにちは、Mihoです。
わたしは自分が作る豚汁が大好きで、先週末も鍋いっぱいに作りましたが
2日くらいで食べきってしまい、諸行無常を感じています😋


わたしの専門は発達障害で、発達にハンデがある方の支援もしているので
お子さんに関するお問い合わせやご相談は本当にたくさんいただきます。

現在進行形で、お子さんが発達障害と診断されている、
学校に通えていない、心身の健康に問題が起きているなど
切実なご事情がある場合、保護者はご心配ですよね。

わたしのセッションを知ってくださると
「子どもも受けられますか?」
とお問い合わせをいただくこともありますが、これがちょっと悩ましい。

本日は「子どもはセッションを受けられるのか?」について、わたしの考えを述べてみたいと思います。


結論から申し上げますと
「セッションはまず保護者の方が受けてください」
とお伝えしています。

その理由は主に3つあります。

①自分と他者の課題を分けて考える必要があるから(課題の分離)

②子どもはまだ成長途中で、偏りがあることは当たり前だから

③出来事はあなたを成長させるために起きているから

たとえば、お子さんに障害があるとしたら、心配してしまうのは当たり前です。
ただ、「自分が障害をもっていること」と「障害をもつ子どもがいること」はまったく別の話です。
そして、保護者が取り組むべき課題は、たとえば「保護者として自分ができるこの子にとってベストなサポートとは何かを考えること」になります。
もし「障害をもつ子どもがいること」で思うところがあるなら、まずはあなたの課題として取り組む必要があるということです。

わたしのセッションは、動きを通じてその人ががっちりもっている信念を解したり、神経を刺激することで新しい選択をしやすくするものです。
これは、心身ともに成長した(つまり、ある程度性質が固定された)大人に対するトリートメントとして特に有効です。
子どもの場合、いろいろな体験を通じてこれから自然に成長していくので、セッションのような意識的な働きかけは最小限にとどめるべきだと考えます。

なので、お子さんが課題につまずいているように見えたとき大切なのは
「それを見たあなたはどう感じているの?」ということです。

あなたは安心してお子さんを見守れていますか?
それとも、不安でしょうか? 怒りが湧いてきますか? 悲しいですか?

どの感情をもつことも、自由です。
それに、あなたがどんな感情を抱いたとしても、子どもの健やかな成長を願い、子どもを大切に想って愛していることはまったく揺らぎません。

ただ、保護者ご自身のストレスや傷つきが多いと、成長途中の課題に向き合うお子さんを見て、保護者がいっしょに傷ついてしまったり、疲れ過ぎてしまう場合があります。
そうすると、勇気を出してチャレンジしてきたお子さんのことを、温かく迎えることがむずかしくなってしまいます。

それは本末転倒ですよね。
「頑張ったね」「大丈夫だよ」と温かくお子さんの成長を見守り、楽しむために。
まず保護者が十分に健やかである必要があるのです。

なによりも、すっかり大人になったあなただって、誰かの大切な子ども。
まずは自分を大切にしていきましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
よい一日をお過ごしください。


こころとからだを楽にするセッションをご提供しています(

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