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忘れ物はしないが、忘れ物を必ずしてしまう。と言う話。

おそらく、中学生以降。
私の特技は忘れ物だと言うイメージの人はいないだろう。

だけど私の忘れ物問題は、大概ヤバいと認識している。

その事について触れてみよう。

私の特性として。
一度カバンから出したもの。
もしくは、一度体から離れたものについては、8割強の確率で忘れ物になってしまう。

レッスンに行けば、やってきた課題や必要なテキスト、楽譜を平気で忘れる。
レッスンに行けば、メガネケースや筆記用具なんかを平気でレッスン室に置きっぱなしで帰る。
レッスンに行けば、レッスン時間やレッスン日を平気で間違える。
レッスンに行けば、レッスン様に用意していた新札を平気で忘れる。

はたまた。
飲食店に行けば、平気でメガネを置きっぱなしで帰る。
飲食店に行けば、平気でカバンごとレジ横に置きっぱなしで帰る。
飲食店に行けば、お財布を家に置いてきた事を忘れて平謝りして翌日払いにしてもらう。

……まぁー、こういうひどい有様だ。

小学生の頃は、時間割揃えるの苦手すぎて、毎日必ず最低2教科は教科書やノートを忘れていたり。
小学生の頃は、筆記用具を忘れるのがデフォルトだったから、学校に置いておけるお道具箱の中。クーピーの箱に予備の鉛筆と消しゴムを常に隠していたり。
小学生の頃は、給食着を持ってくる時の方が珍しかったり。
小学生の頃は、体操着を良く忘れていたので私服で授業受けたり。
小学生の頃は、つけなければいけない名札を殆ど付けていなかったり。

…ね?酷いでしょ?(笑)

そんな状況は、中学生になると変わるのだ。

中学生になったら、全教科常にカバンの中に入れて持ち歩く様にしていた。
中学生になったら、常に制服の下に体操着を着て登校する様になった。
中学生になったら、常に給食着はカバンの中に入れておく様にしていた。

だから、表面上は忘れ物をすると言う事自体がほとんどなくなった。

だけど、生活記録ノートという、毎日の学習記録や反省を記録しなければいけないものがあったけど…こればかりはできなかった。
先生との交換日記みたいな趣味の悪いルーティンノートは、いつもカバンの中に入れっぱなしで、白紙で提出していた。
でも、中学生の頃はそれを咎める先生はいなかった。

学校の宿題はやらないのがデフォルトだ。
たまに教科書の角で頭を叩く先生なんかもいたけれど。
私は一切反省していなかった。
教科書をカバンから出したら最後、二度とその教科書がカバンの中に戻る事はないからだ。

高校生になったら、全教科学校に置きっぱなしにする様になった。
高校生になったら、体操服で登校する様になった。
高校生になったら、制服を学校に置きっぱなしにする様になった。
高校生になったら、ケータイを肌身離さず持つ様になった。
高校生になったら、お財布を肌身離さず持ち歩く様になった。

おかげで中学の時同様、忘れ物はほぼゼロだ。

社会人になったら、カバンの数だけお財布や筆記用具を持って、カバンから出さなくなった。
社会人になったら、重要書類はクラウド上でバックアップを取る様になったので、携帯ひとつ持っていれば、家に忘れてきた書類をその場で復元できる様になった。
社会人になったら、お財布なくても一食食うくらいは問題なく支払いが済む様になった。

レッスンでは、レッスン曲はデジタルで持ち歩く様になったおかげで、楽譜の忘れ物をする事はなくなった。
レッスンでは、振り込み前払い対応してくださる先生が増えて、当日現金忘れたと平謝りする事もなくなった。
レッスンについては、まだまだアナログ対応が多い為、意外と毎回細心の注意を払っている。

カバンを荷物入れに入れず、肌身離さず持ってるのは何故か?
それは、体から離したら最後、私はそれを置いて帰る危険が極めて高いからだ。

外出先で、コート掛けにコートを掛けないのは何故か?
それは、目から離れる場所に置いたら最後、私はコートを着ないまま外に出るまで気づかないからだ。

ケータイを常に手に持ってるのは何故か?
ケータイが手から離れたら最後、いつどこに置いてきたか解らなくなるからだ。

忘れ物対策は、こうやって、概ねなんとかなってる感はあります。

忘れ物はテクノロジーと少しの工夫で対策するものなのだ。

外で使うものはカバンから出さない。
置きっぱなしに出来るものは、置きっぱなしにしておく。
これが私にとっては、忘れ物という点でやらかさない為の基本スタンスである。

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