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#きょうのコピー622日目

昔、バファリンのCMで「バファリンの半分は優しさでできている」という有名なキャッチコピーがありました。

生まれてこの方、バファリンを服用したことはありませんが、このコピーは鮮明に覚えています。

今回ご紹介するコピーも、このバファリンのコピーと同じ系統です。

「産直」「国産」という言葉には、おいしさへの信頼も含まれていると思う。

バファリンや産直、国産といった特定の言葉に含まれているバックグラウンド的な要素(優しさだったり、信頼だったり。付加価値やブランドと言い換えてもいいかも)をコピーにしています。

単に、「バファリンは頭痛に効く薬です!」「この産直野菜はおいしいです!」と訴求するのではなく、そのバックグラウンドであったり商品やサービスが持つ性格やキャラクターを含ませることで、プラスαを感じ取ることができます。

この系統のコピーを、「バックグラウンド系コピー」とでも名付けてみましょうか。探してみると、バックグラウンド系コピーは結構多いのかもしれません。

おしまい
書いた人:和田裕史

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