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学びのルールワークショップ

この記事は1/10と1/21に開催されるオンラインワークショップと、2/16〜18に長野県泰阜村にて開催される2泊3日のオンサイトワークショップの紹介記事です。こちらを読んで興味を持たれた方はぜひ https://manabinorule20240216.peatix.com/ よりお申し込みください。

■企画の背景 ー 今、なぜ「ルール」?

このプログラムは、40年にわたって自然の中で子どもたちが暮らしから学ぶ場を運営してきたNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターで事務局長を務める齋藤新さんと、数々の企業の組織開発などに携わってきたアート教育や企業の組織開発などに関わってきた臼井隆志さんを中心に企画されました。

齋藤さんは長年の経験から最近モヤモヤと感じてきたことがあったと言います。それは「ルールや規則があることが常態で、ないことが即問題とされ、何事もルール、規則を前提にする空気感が強いように思う」ということでした。
「ルールの不在」「ルールの不明確さ」を問題の原因・根拠としてまた新たにルールが設けられる、あるいはよりルールが細かくなる…そんな状況を目の当たりしたことは誰しもあるのではないでしょうか。
そうした中で、齋藤さんが大事にしてきた視点は「他者との協働」でした。自分個人としては縛りとなり、時には無駄、あるいは不要とさえ思えるルールをどうするか。「守る」or 「破る(無視する)」?  でもそれは個人(自分)対ルールという枠組みにとらわれた発想かもしれません。さらに言えば、その時のルールとは「学校」「親」「会社」「国」など自分ではない誰かが決めるものという前提に私たちがとらわれているとしたら?
ルールは、自分と共にそれに向き合う他者と一緒に考えなければならない。なぜならルールは誰のものでもないはずで、その場所を成り立たせ、他者との関係を支えているものだからというのが齋藤さんの「他者との協働」という視点の特徴です。
つまり、ルールの不在が問題とされるような今こそ必要なことは、まず私たちこそがルールの当事者であるという視点と、そして他者と共にルールに向き合う実体験というこの2つではないか、という仮説が今回のプログラムを企画した背景にあります。


■動画とワークショップのご紹介

ここまで読んでいただいた方には、ぜひ以下の短い動画をご覧ください。企画者の二人が「ルール」についての対話を行っています。この対話に参加したいと思われた方は、ぜひ1/10と1/21の20時から開催されるオンラインワークショップにご参加ください。
お申し込みは https://manabinorule20240216.peatix.com/  から。


そして、今回のプログラム全体の紹介は以下にて

学びのワークショップのご案内



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