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「友を悼む」―詩―

君は ボクを置き去りにして
急に 旅立ってしまった

夏の湘南の 風の心地よさを
男二人で なかよく 寝転んで
ずっと 感じていたっけ。。
お前は 女の子よりも 夏に恋してた

教室で 机をならべて 勉強
すぐに 眠ってしまうボクを
よく 定規で叩いて 起こしてくれた

お前は ボクの人生に
たった 一人の
親友だと ずっと 思ってた

大人になって
二人が 結婚式を挙げる時は
お互いが 司会をするという
遠い 約束してた

でも 俺達の 人生路は
突然の 崩落で 塞がれてしまった
まるで「一陣の風のように」
おまえは天国に 駆け上っていった

桜の散る下に 佇ずむと
おまえが 学帽姿で
空から 降りてきて
「おっ お前 大学生になったのか!!
頑張れよ」と
零れ落ちる 笑顔で現れる気がする

おまえが 使っていた 傷だらけの
定規は 今も 筆箱に入ってる
おまえとの 青春を生きていた証
ずっと 捨てられない・・・・

最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ 子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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