他害のあるお子さんの施設受け入れに対して思うこと
ツイッターで議論になっていたので私自身の考えをまとめたいと思います、記事にしたいと思います
児童指導員として勤務していた時、幼稚園、保育園、放デイなどから「他害」や「特性の強さ」、「障害」で辞めさせられるお子さん
をみてきました
そんな園がいう主張は
「周囲のお子さんに迷惑がかかる」
「他のお子さんの世界観を壊す」
「うちは私立幼稚園だから」
というものでした
基本的に、園も放課後デイも、児童発達支援センターも、「子どもに関わるプロ」がいる前提での運営が基本です
保育士や幼稚園教諭という資格はその証ですし、放課後デイも職員として看板をかかげたのであれば、「子どもと関わる技術」が
備わっているというのが当たり前なのです
しかし、実際のツイートを見ると、人員配置や、環境調整の問題など、そもそもできないのに、知識もないのに受け入れた声が多く上がります
馬鹿じゃないんですか?
できるって言ってるのになぜ途中で匙をなげるの?
なぜそれができない?自分の辛さ、大変さだけをアピールする?
技術も、環境も整えられない人間が、プロを名乗らないでほしい
いっそつぶれたほうがいい
と私は主張します
仮に技術がないのであれば、それはサービスを提供する側が事前にそれを被支援者側に伝える義務があります。それをしないのは、
「少しでも良くみせよう」という、園側、企業側の自己顕示欲の都合です。悪意しか私は感じません
後一つ言っておきたいのは、「他のお子さんの安全を守るためにやめさせる」とか「区別する」っていう主張がありますが、基本的に
知識や技術、人格が伴わない人がした「区別的な支援」、「分ける支援」は 優性思想的な着地を迎えます
分かりやすく言うなら「その子を助けるためではなく、自分に都合がいいから分ける」のです
その思考のうちは基本的に福祉の世界にいるべきではない と私は思います
結果が大切なのではありません。支援や関わりに行きつくプロセスが大切なのです
基本的に他害のあるお子さんと関わる際には、
「成長を信じて」
「周囲の協力の元」
「適切な関わりを」
を継続していくしかありません。それを知っている支援者は、家族、周囲の家族、大人にもアプローチします
なんで他害につながっているのか周囲の大人、職員、家族も含めて知っていますか
今集団に入るべきときかの見極めを職員同士で検討しましたか
実際にできる支援を列挙しましたか
これらの支援ができるのは「ご家族と協力できるから」です
「家族と一緒に考えられる環境」が支援者にとって一番必要なのです
「子どもは他害をするものである」という認識を子どもに関わる全ての大人は認識する必要があります
そして問題は、職員、家族の
お互いの歩みよりが足りなかったり、
事前説明のたりなさ
技術、知識不足
が招いているものです
自分の正当性、つらさを主張する前にしっかり目の前のお子さんの困り感をみてください
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以上になります
これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
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