お子さんの行う「ごっこ遊び」をあたまごなしに否定しないことが大切な話

2023年7月30日 04:39

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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皆さんはお子さんの

「ごっこ遊び」

目にしたことはないでしょうか

それは単純に家族ごっこの体をしているときもあれば、言葉の真似など多岐にわたります

なぜ「ごっこ遊び」「模倣」を行うのか

お子さんが大人の周りで起こっている身近な出来事を

「ごっこ遊び」

に取り入れて、自分なりに理解しようとする姿は、子どもの成長や学びの一環として非常に重要なのです

これは子どもが現実世界を模倣し、そこから学び取る自然な行動であり、子どもの発達プロセスの一部と考えられています

子どもは「ごっこ遊び」を通じて、大人の世界や社会のルールを模索し、自分の身の回りの環境、自分の心をを理解していこうとしているのです

なかには大人が「ん？」と思うようなごっこ遊びがあったとしても、子どもはただ楽しく遊んでいるだけではなく、自分なりに「世界」を理解しようとしているのです

直近の例で言えば

戦争

コロナ

ひろゆき（もしくは有名人）、

救命などなど

大人の心をざわつかせるような「ごっこ遊び」をする子もいます

しかしそれは、彼らが大人の世界で起こっていることをごっこ遊びとして取り入れ、周囲の状況に興味を持ち理解しようとしているからだったり

「興味・関心」「楽しい」の他に「不安」や「恐れ」、「悲しみ」といった自分の感情を表現して、納得させる心の準備であったりします

上記のようなことを理解していない状態で不意にお子さんの「ごっこ遊び」に遭遇してしまうと感情的に否定してしまいがちです

大人が子どもに対して「してはいけません」と「ごっこ遊び」をつぶすような形で接すると、子どもは自分の好奇心や創造性を抑えられたり、自信を失ってしまうことがあります

大人は子どもの遊びを観察し、その中で何を学び取っているのか理解しようとする努力が必要で、不意に起こる大人の心をざわつかせる「ごっこ遊び」に対しては、以下のような対応が求められると私は考えています

まず、冷静にお子さんを観察しての遊びの内容や意図を理解します。その遊びがどのような感情や理由から生まれているのかを把握することが重要です

「興味」「楽しい」「悲しみ」「怒り」「不安」「焦燥」など、私たちも覚えるそういった感情をお子さんも必ず持っています。どのような感情をもっているかの確認が必要です

子どもに対して急に否定的な言葉をかけるのではなく、子どもと対話し、なぜそのような遊びを選んだのか、どんな気持ちを込めているのかを尋ねることで、子どもの内面を理解しようとする姿勢が大切です

頭ごなしに否定すると、お子さんの理解しようする前向きな気持ちを止めてしまうのです

おこさんの遊びに含まれる内容が現実と異なる場合や、誰かを傷つけてしまう場合は、適切な情報を提供します。例えば、

戦争のごっこ遊びの場合、戦争の危険性や平和の大切さについて理解できるような説明を行いますし、

コロナのごっこ遊びをしている子どもに対しては、感染予防や健康の大切さを教える機会として捉えることができます

それが誰かを傷つけるような行為になっていた場合は、そういった「理解」・「吸収」のプロセスの中にいると理解した上で適切な行動を伝えること

が重要なのです

子どもが不安や恐れを感じている場合は、その感情を受け止め、共感を示します。子どもが自分の気持ちを言葉にしやすい環境を作ることで、遊びの中で抱える感情を解消しやすくなります

大人から「怖いよね」「ちょっと不安になるよね」と言語化してあげることで、気持ちの理解にもつながりますし、対応方法を伝えるきっかけにもなりえます

子どもの「ごっこ遊び」は創造的な表現の場でもあります

そのため、遊びを否定するのではなく、子どもの創造性を尊重し、遊びを広げるアイディアを提供したり、遊びを深めるための素材を提供することで、子どもの成長と学びをサポートします

「ごっこ遊び」の解像度が高まると、それによって起こり得る問題に気づけるきっかけになったりします。お子さん一人一人が出す疑問、結論を大人は大事に見守ることが大切です

以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
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