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母親が子供を殺してしまう事件を考えた話

母親が子どもを殺してしまう事件がありました

お子さんのご冥福を心より祈っております



少子化を防ぐこと=子どもの犠牲を減らすこと

だと考えるのですが、セーフティネットのような役割がこのご家族に届いていなかったと考えると残念でなりません


家族が子どもを殺してしまう原因は、一つではありませんが、こういった事件の背景、要因の一つににあるのは

母親、父親の孤立化

であると考えています


家族の一方が育児に参加しないことで、

育児の負担やストレスを一人で抱え込み心身の健康を損なうことがありますし、

コミュニケーションや信頼関係が低下し、孤立感や不満を感じることがあります

子どもに対して過度な期待や責任感を持ち、子どもの成長や発達に適切に対応できなくなることも考えられ


これらのことが重なり合い、子どもを殺すという極端な行動に走ってしまうと考えられます


こういった事件のニュースを聞くたびに思うのですが、罪と罰は別として

「母親だけが逮捕されていることがピックアップされていること」に非常に違和感を覚えるのです

例えば、妊娠や出産は女性だけではできません。男性が必要です

「妊娠し、出産、生後間もない子どもを殺した」の裏には

「妊娠させ、それを放置し、母体に大きな精神的、身体的負担を与えた男性がいる」ということにはならないでしょうか

推測で物事は決めつけたくありませんが、実際にこういった問題を解決していくには、原因を探らなければなりません

一方で逆のケースもあると感じますが、やはり機能的に妊娠、出産という命の危険があり、精神的にも負担が大きい母親は「衝動的、突発的な行動」につながりやすいと考えます

やれ、女性擁護だ、男性卑下だ、性欲に負けた、能力がないのに産むなとか
の罵り合いでどうにかなる問題ではないでしょう。非常にくだらないです

亡くなられたお子さんのようなケースをこれ以上起こさないためには、「かわいそう」とか「何やってるんだ」などの言葉で何とかしようとしても無駄なのです


このような事件を防ぐためには、母親、父親の力だけでなく周囲の支援や相談が必要不可欠になります

しかしこういう事件は起こるということはその機能が不十分であると言わざるを得ません

そして数日前にあった、「子ども家庭庁の写真コンクール」の炎上も私が感情的になった理由でもあります

孤立感を深めている母親、父親は助けを求められないケースも多いですし、自分で何とかしようと追い詰められてしまうこともあります

期待されている役割は正にここで、コンクールなんて開いていないでこういった孤立した人へのセーフティネットの拡充が急務なのです







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