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不快な時に頭を床や壁に打ち付けるお子さんと関わったときの話② どのような支援をしたか

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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前回の続きになります

「頭を床や壁に打ち付ける」という行為を行うお子さんに対しては、チームでの関わりが不可欠でした

どのような関わり、支援を行ったのかを以下に記述していきたいと思います

①お子さんの好きな感覚を知り、信頼関係の構築に努める

基本的に以下の記事でもかいた、信頼関係の構築が支援のベースになりました

お子さんの好きな感覚を把握し、それを日常生活の中で行うことで、

「この人は快の刺激をくれる人」という関係性をつくっていきました

この関係性が構築できると、不快な刺激に出会った時に、その人を頼ってくれる意識を本人が持ってくれるようになります

これが支援を行う上でとても大切で、お子さん本人が頼れる人に「自発的に頼る」という行動がとれると、自分で解決しようとする

野性的解決が減ってきます。つまり、「頭を打ち付ける」以外の解決策 を本人が自覚することにつながるのです

②クールダウン、気持ちの切り替えに必要な環境(場所と提案策)を整えておく

「頭を打ち付ける」以外の解決策を大人、支援者は事前に持っておき、いざお子さんがその行動をとったときに突発的に
提案することが求められます

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