お子さんから親へ向けられた他害に対してどう向き合うか、関わるかの話
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「お子さんからの他害」は子育てをしているご家族にとって大きな課題となります
特性の強いお子さんの他害行為への関わりは、私たちが通常イメージする子育てでの関わりと比べ、コツが大きく違い、戸惑う部分が多いです
今回はそのようなお子さんの他害にどのように向き合えばいいのかを、自身の療育での経験を基に以下に記述していきたいと思います
参考になれば幸いです
他害と向き合う心構え
他害行為は基本的にお子さんからのメッセージという認識を持っています
その他害の理由は様々ですが、必ずその裏に
「かまってほしい」
「分かってほしい」
「ほっといてほしい」
等の気持ちもあります
大人はそのメッセージを、前後の状況から把握しつつ対応する必要があります
そして、私の関わっていたお子さんはそのメッセージの伝え方、大人側のメッセージの受け取り方がとても不器用でした
特性によるものか
ルーティンになっているか
認知のゆがみによるものか
こちらの声掛けや関わりに対して、間違った(ある意味そのまま)受け取り方をし、誤学習した行動をとります
特に多い例をあげるなら
❶お子さんが家族を叩く→❷家族が怒る、声をかける→❸関わってくれた→❹家族と関わりたいときは叩こう
等です
❸の認識を持ってしまうところに、お子さんの特性、認知のゆがみが関係しており、❹学習結果にも大きく影響してきます
彼らにとって、それが一番理にかなっているという認識なのですが、そこの部分を少しづつ変化させていくことが大切です
具体的な対応について
①楽しく遊べる信頼関係、評価を伝えられる対応を大人が持つ
これは大人にまず提案する大切にしてほしいことの定番です。まずこちらの記事をよんでみてください
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