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落ち着きがない、乱暴なお子さんは「固有覚」が育っていない話

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「固有覚」とは「筋肉の収縮、力加減の調節を行う」感覚のことです

この感覚が過敏、鈍麻であると、様々な行動が起こり、日常生活で問題が発生します

以下にそれを記述していきます

固有覚が育っていないと


固有覚が育っていないと以下のことが起こったりします

・力加減ができず、相手を強く押す、叩く、引っ張る

・高い所からジャンプする遊びを頻繁に行う

・ハサミや箸などの細やかな動作が苦手

・物を勢いよく投げしてしまう

・見えないところところを操作する(ボタンを閉める、開ける等)

・クレヨンなどをすぐに折ってしまう

・投げられたボールを上手くキャッチできない

・消しゴムで紙を破いてしまう

等など

落ち着きがないように見えたり、暴力的、物の扱いが乱暴にみえたりするときには、情緒の問題の他に「固有覚」の育ちも注目してみる必要があります

固有覚にも過敏さ、鈍麻さがありますが、鈍麻さが大きく目立つ印象です。
感覚をあまり感じないため、感じるためにより大きな刺激を入れため、乱暴に見えることが多いです。

固有覚は別名も多く「位置感覚」、「深部感覚」とも呼ばれたりします。

「位置感覚」は聞き覚えある言葉で言うなら「ボディイメージ」です。

なので、知らない間にあざがあるお子さんなどは固有覚が育っていない可能性があるとも言えます。

「深部感覚」というのも、この感覚が「深層筋」いわゆる「インナーマッスル」に関係しているからです。

固有覚が育っていないお子さんは、瞬発的な動作ばかりを行い、表層筋のみ使います。深層筋を使わないため固有覚が育たないといわれています。

固有覚を感じる手っ取り早い方法があります。目をつぶって両方に同じ重さの本を持ちます。そのまま片方に本を追加すると
重さの変化を感じることができると思います。その感覚が固有覚です。

また、紙風船を両手でキャッチするとき、自然につぶさないように力加減をしてキャッチしますよね。それも固有覚です。

固有覚が上手く働いてないと、力の入れすぎでつぶしてしまいます。


次回は「固有覚の育てる関わり、遊び」を投稿します

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以上になります。

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