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お子さんの泣き声での虐待通報に対して私が考えた話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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つい最近ツイッターで、「お子さんの泣き声」で警察が自宅に来てしまった

という内容のつぶやきを拝見しました

難しい問題ではありますがシステム面での話からすると

私は「虐待を疑って通報する行動」自体は正しいとは思っています



介入ができずに命を落としてからでは遅い事例を我々大人はたくさん知っているはずですし、知るべきなのです

世の中、「親」になれない「大人」もいることは共通理解として認識する必要があります

虐待に対しての介入が遅れるケースのほとんどは、

・お子さんに関わる大人が巧妙な隠蔽

・システムの不備(何らかの理由で介入まで行きつかない)

ことで発生します

ある意味、もっと即効性が高く、強力な措置、介入できるシステムがあればいいとさえ私は考えています

お子さんの命が救えるのであれば、「大人の一時的なプライド」なんてものは捨てるべきです



それを踏まえて、

・ご家族やその周辺を傷つけないようどう立ち回ればいいか

・お子さんのことをどれくらい周囲、地域が知っているか

といったシステム面をを考える必要があるなぁ

と改めて感じました



普通に頑張って子育てしている人が通報されて、更に疑心暗鬼を高めることになるのはとても健全とはいいがたいですし、

ツイートの主の怒りや悲しみ、身動きが取れないような精神状態になるのも当たり前だと思います

上記で「プライドは捨てるべき」と言いましたが、いたずらにプライドを奪われるのも理不尽ではあります

このツイートを見るまで、「こういう思いもあるの」とあるのは知ってたけど、「はっ」とした人は多いのではないでしょうか

改めて考える機会を私は得たと思っています

では、今後どんなことが必要なのか、ぼやーっと考えたことを以下にまとめていきます



リプライにもありましたが、「地域での子育て」という言葉は耳にしたことはあるでしょう

お子さんのことを近隣住人、社会資源が見守り、みんなで育てていこうという考え方です

しかし、実際に現状の子育て環境はご近所付き合いが希薄になっている印象を受けます

その基盤としては「他者が迷惑をかける行動を避ける」という意識があり、反面、「あなたも迷惑をかけるな」という意図もあると感じます

集合住宅ならではの近隣トラブルもこの意識下で行われていることが多いのではないでしょうか

ただ、この「地域全体での子育て」を形骸化させるのはもったいないと感じます

理想としては

・地域の交流の促進

地域住人と関わることで、周囲に人柄、家庭環境の周知が行われることで、いたずらな誤解を防ぐことができます

ただ、住人の人柄や、人格、能力に頼る面が大きく、現状一番難易度が高い理想ではあります

今回のことも邪推すれば、近隣住民の嫌がらせ的、嫌なものを封じ込めるための通報でなかったとどうしても
言い切れない部分もあります

そんなことを疑わなければならない子育て環境自体が不健全なのです

・お子さんの理解を個々、集団で深める

既婚、独身、関係なく、子どもの理解を深める勉強を義務化してほしいと思っています

子どものことや、子どもがいることで起こり得ることを理解しない人を納得させることが難しいのです

地域で子どもと関われる人が増えれば、心強いし、家族の孤立化も防ぐ一助になるのではないかとも考えます

児童発達支援センターや、保育園、幼稚園、社会福祉協議会などが勉強の舵を取っていければいいのではないでしょうか

また、児童相談所等、子どもの通報、保護に関わる施設も、一度みんな行ってみると良いと思います

いざという時、自分が虐待をしてしまった、目撃してしまったとなったときに、具体的なイメージをみんなが持てていることはとても大切です

私だったら、子育てに関わる施設関連ツアーを組みたいところです(´・ω・`)

・支えるシステム面の底上げ

実際、地域での子育てには、民生委員や児童委員という

それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める委員

が存在します

家族の孤立化を予防する役割としていますが、ここの役割の強化も提案したいところです。

ただ、重大な役割なのに年額の給料が70000円~80000円くらいで、ほぼボランティアのような形での仕事になっています

労働環境の整備からも着手しなければ、良質な経験や知識が積みあがっていきません

また、子育てが大変である、必要家庭に保育士が派遣されるシステムを提案されている方もいて、とても良い案だなとも感じました

コロナ禍でベビーシッターの需要が高まっています。そういった中で

・家庭での少し空き時間、余暇の抽出

・家庭状況の把握

という理由から、子育て支援の派遣は大いにメリットがあると感じます

ここに民間が絡むと価格差の競争が起こりそうですし、全国民が得られるメリットとしてしっかりと国や自治体での運営が必要かなとも感じています



などとべらべら書いては見ましたが、机上の空論や妄想と言われればそれまでのアイディアだと思います

ただ、こういった妄想を軸を骨組みに、肉を皮をつけて、現実に生み出すことが必要なのです

そういった意味で、今回のツイートは、よりリアルな、参考となる魂の叫びだったと思っています


以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。

質問等あれば、書き込んでいただければと思います。


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