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大事な時にふざける子どもの心理の話 関わりと対応

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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前回の続きになります

 お子さんがふざける理由や原因から「では関わる大人はどうすればいいのか、何を注意すればいいのか」
を療育的視点から記述していきたいと思います。

私の経験、実践の中であったものなので、参考まで…

基本的に、ふざける行為を行うお子さんは他者に

・「失敗をしない」
・「失敗を見せたくない」

という気持ちがベースに行動します。

そして「成功する自信もない」ので、挑戦する回数も少なく、なかなか負のループから脱却できません

 まずは少しづつ、自己肯定感を高めていくことが必要になります。正のループに入るまでのリハビリテーションが必要です

 今の彼らの現状はマイナスの状態にいるので、プラスの状態に持っていくことが大切です

 まずは環境づくり(関わる大人)の変化が正のループへの一番の核になります

①生活の中で現れているサインを見逃さない


ふざける行為をするお子さんは以下の状況にいる、および、兆候が表れていることが多いです
・活動、行事に参加したがらない

・お子さんが周囲の他児・他者に馴染めない

・言葉で相手に気持ちを伝えることが苦手(気持ちの言語化が難しい・不明瞭)

・「分からない」、「できないこと」を言えない、言えない状況にいる

 このようなことが続いていると本児は日々の生活の中で「自己肯定感」を減らし続けます。
ふざける行為以外にも、突然、部屋から出ていく、閉じこもるなどの行動も出てくることもあります。

 このような場面を見逃さないよう大人はしっかり知っておくことで、アンテナを張ってみることができます。

②感覚統合の力を伸ばす


 身体感覚の過敏さがあると、日々の生活でのストレスは想像以上にあります。
 味覚過敏、嗅覚過敏、視覚過敏、聴覚過敏、触覚過敏、前庭覚・固有覚の過敏さ、鈍麻さ 等

 この感覚で起こる問題は、多くの大人に「理解されてない」ことが多いです、

私の知ってる事例では、
幼稚園で味覚過敏をもっているのに、頑張って給食を食べているのに、時間内に食べれなくて怒られるお子さん がいました。

 「分かってもらえない」という感覚は子どもの大人への信頼感をあっという間になくしてしまいます。この感覚統合の伸ばし方は別でまた、投稿します。


③「できた」と、「プロセス」を褒める

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