見出し画像

凹んだ分だけ強くなれる決して諦めない話

レジリエンスという言葉をご存知だろうか。人間が本来持ち合わせている力強さ、しなやかさのことであり、日本で美徳とされている「我慢強さ」とは異なる。

このレジリエンスとは、限られた人が先天的に持っているものではなく、活かす方法を知り練習することによって、誰もが技術として身につけることができるというものだ。

レジリエンスに関しては、過去に違う投稿で少しだけ触れたが、簡単に考えて欲しいし、横文字だからと言って決して難しいものではない。

凹んだ分だけ強くなる。人間誰しも前を向いて進むしかないのだがら。

我慢強さは美徳される時代というが

うつ病など、何らかの精神疾患を患っている人が数百万人にものぼる今こそ、刺激をプラスに転用してエネルギーに変える「しなやかさ」が必要とされている。これが「レジリエンス」の本当の力である。

レジリエンスは一般に「復元力」「回復力」などという訳語があてられ、「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」というような意味で使われている。

研究によって、レジリエンスは、学んで練習を重ねることにより誰もが技術として身につけられることが証明されている。

しかし、人によってはこういうだろう。「元々、メンタル弱いから私じゃ変われない」という人もいる。

小さくても一歩一歩進むことで、状況は変わっていく。これだけは覚えて欲しい。

誰だって失敗するけどその事実をどう捉えるか?

様々な領域で「一流」の活躍をしている人と、仕事や人生までも辞めたくなってしまった人では、たった一つ決定的に違うことがある。

それは「困難や失敗の捉え方」である。前者は困難や失敗を成長の糧と解釈し行動を起こし続けるが、後者は失敗や変化を恐れて平穏に生きていきたいという気持ちが強い。

成功者たちは、困難や失敗をしたときに、もちろん 「絶望感」を感じているが、彼らは絶望した自分を客観視して俯瞰で見ることができるのである。そうしたレジリエンスの技術を手に入れているともいえる。

重要なのは困難という階段から逃げ出すという選択肢しか考えていない事。

困難や絶望感には必ず理由があり、そこを掘り下げると、立ちはだかる壁は一段ずつ上ることができる階段だと気づく。

実現可能な小さなことを見出す事によって、一歩ずつ前に進むことができる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?