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東京タワー

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ドラマ「東京タワー」に関するものたち
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#ドラマ

ドラマ「東京タワー」2話感想

ドラマ「東京タワー」2話感想

し、詩史さんが、人間になってた……!(人間です)
幻想の世界の住人が、人間界に下りてきた。

1話では、幻想的で、御伽噺のお姫様のように、実際にはこんな人はいない、手は届かない、という透の目線で描かれていた(演じられていた、存在していた)詩史さん。
幻想的ではなくなって、芝居がかったような話し方も自然な話し方になっていた。
うわーん板谷由夏!!!好き!!!数年前からずっと好き!!!(ファースト・ク

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ドラマ「東京タワー」1話感想 年を重ねること

ドラマ「東京タワー」1話感想 年を重ねること

衝撃、だった。
悪い意味ではない、勿論。
ただ、私の初恋の透くんは、こういう人なのだ、と俯瞰して見られた感じがあった。
私の初恋の透くんは、映画「東京タワー」の岡田准一演じる透くんであって、ドラマ「東京タワー」の永瀬廉演じる透くんではない。
けれど、同じ「透くん」だ。小島透。

映画を何度も観ていた頃から何年も経っている。ということは、私もその間に年を重ねている。
だからなのか、今回のドラマ版がそ

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永瀬廉、東京タワー、江國香織、掃除機

永瀬廉、東京タワー、江國香織、掃除機

注:この先の記事では、江國香織『去年の雪』の一文を引用、また、江國香織作品、村上春樹『1Q84』の内容に触れています。
小説を読むにあたって影響を及ぼすことはないと私は考えていますが、気になる方は閲覧をご遠慮ください。

ここ最近ずっと、江國香織の小説を読んでいる。理由は明らかだ。

4月20日に『東京タワー』のドラマが放送開始する。
永瀬廉が小島透を演じるそのドラマが楽しみで仕方がない私は、江國

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ドラマ「東京タワー」1話予告を見て

ドラマ「東京タワー」1話予告を見て

あわわ、あわわ、となったので予告一度しか見てないけど書く。
令和版だ、令和版東京タワーだ、本当に、と思った。
色が、煙っていない。私たちの生きる、この鮮やかなような澄んだような、濁ってるかもしれない、嗅ぎ慣れた空気の中に、透と詩史さんがいる。
透の、大学の教室のシーン。背景が、大学の雰囲気が、今、今だ。
透と詩史さんが出会うきっかけは透の母ではなかったっけ。車がきっかけで出会うのは、耕二たちではな

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