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あなたはまだ支払義務のないお金を払うのですか?

こんにちは

noteの記事は福祉関係の記事が多く、金融関係は少なく人気もあまりないようだ。

それは分かっている。それでもどうしても知っておいてほしくて記事にした。

金融関係のことは後回しになっていないか。


自身が病気になっているから生活の事が後回しにならざるを得ないのだろうか。育児や介護で手が回らないのだろうか。あるいは元々苦手なのだろうか。パートナーと経済面でのトラブルでもあったのだろうか。


それでも、生活はしていかないといけない······



何をするにもお金が必要。それが現実だ。

決して逃げられない。


人間はカスミを食べて生きていけない。せいぜい現実から目を背けることができるだけだ。


そうやって現実世界を生きないのか。


お金に関して、勘定ではなく感情論に支配される人がとても多い。感情的になって目的と手段がごちゃごちゃになっている人たち。


合理的に生きられないのだろうか。いや、わざと合理的に生きたくないのか。


出会った債務者と呼ばれる人たち。あるいは不合理に生きている人たち。


無知や(主に情報)弱者は、残念ながらいつもどこでも利用され色んなところにお金を落とすよう組み込まれているこの世の中。



そんな構造はたくさんある。



卑近な例で見てみよう。




例1)過払返還請求

弁護士や司法書士に依頼すると、結構な手数料が発生してしまう。過払バブルは懐かしく一部で事件化もした。
依頼せずに1人で請求が可能だ。
訴えられる側だったが、個人請求もそれなりの数があり難易度はそれほどでもない。だいたい複数社を請求するからその割合を考えるとかなり大きい金額になる。



例2)障害年金2級申請

社会保険労務士事務所に手続きを申請すると高額な手数料を取られる。
全て自分で請求し12月に過去分をまとめて支給された。現在は月約20万近く支給されている。難しいわけではなく個人で簡単に申請可能。


本来なら個人ですることができるが、利用すると高い手数料を取られてしまういい例だ。


もちろん士業の人たちが悪いわけではない。ほとんどの人は立派な人たちだ。


一部で合法的に高い手数料を取るところがあるだけだ。



士業であっても経済の原理からは抜けられず、弁護士ですら一般的にはコスパの悪い案件は受けない。そんなのは当たり前のことだ。

彼らは尊敬できても神様ではない。何もわからずに丸投げ盲信でいいわけがない。



特殊例 1)未払い残業代和解

2023年末に某ブラック会社を退職
退職後にブラック会社と交渉して、半年だけの勤務だったが未払残業代+αで満額以上の金額〇0万ほどで和解。労務関係の知識が少しあるだけでよい。



特殊例 2)要介護1認定

これも、仕組みを理解すれば抑えるポイントは少なかったので簡単だった。
福祉なので経済とは違うが、知識があるとないでは結果が大きく変わるいい例だ。ポイントを抑えていないと認定は難しかっただろう。



全て必要なのは少しの知識と使い方くらいだ。知識がないと何も得られないか高い手数料を取られてしまう。

知識があるだけで、手数料は取られないばかりか、かなりのリターンとなる。

いつまでも搾取される側でいいのか。搾取する側に回るわけじゃない。もっと自分を守った方がいいのではないか。

時間がないから時間をお金で買っているのだろうか。



簡単なことなのにわざわざ難しくする必要はない。



少しの知識で自分を守ることが出来るのだ。



金融の仕事をしていた時のあまり知られていない怖い話を記事にした。

30万18%で借りて支払いが出来なくなり最後の取引から数年経過して·····

訴えられるとどうなる?

原告は金融会社
被告は債務者

①最後の取引から5年近く経過

30万18%=54000円
54000円✕5年=270000円

元利合計57万円で裁判所へ提訴してみると、
裁判官「訴状に書いてある通り、借りた事実は間違いがないですか?」
被告(債務者)「はい」
裁判官「どうしますか」
被告「分割で払います」
裁判官「原告それでいいですか?」
原告(債権者)「はい。話合いしてみます」
裁判官「では別室へどうぞ」
和解成立

②8年経過

30万18%=54000円
54000円✕8年=432000円

元利合計73.2万円で提訴
裁判官「訴状に書いてある通り、借りた事実は間違いがないですか?」
被告「はい」
裁判官「原告これ、年数的に·······」
原告「はいはい。もちろん減額も含めて分割の話をする用意があります!(回収不能になるのはマズイ)」
裁判官「うーん、被告、原告が減額も考えて話し合いできるそうなのですけど、話し合いますか?」
被告「はい。」
裁判官「原告それでいいですか?」
原告「はい。話合いしてみます」
裁判官「では別室へどうぞ」
多少の減額して、例えば40から50万くらいで和解成立


③15年以上経過

30万18%=54000円
54000円✕15年=810000円

元利合計111万円で提訴

裁判官「訴状に書いてある通り、借りた事実は間違いがないですか?」
被告「はい」
裁判官「原告これ、年数的にかなり経ってるよ·······被告何か言いたいことはないですか?」
被告「はい。昔借りました。」
裁判官「いや、そうじゃなくて、年数が経っているとか·····」
原告「いやいやいやいや、すでに被告も認めておられるので、一度元金だけの分割で話し合ってみます!!(ヤバいヤバい、元金だけの回収だけでもラッキー!)」
裁判官「元金ねー·······じゃあ原告が歩み寄ってるみたいなので、被告も一度話し合ってみますか?」
被告「はい」
元金の30万円で和解成立


もし、②と③が支払わなくて済むと言われたらどうだろうか。


1社でこの金額だか、仮に5社あれば5倍の金額を払わなくてよくなる。経済的メリットは莫大である。


上の得たお金の1部で、わが家の自宅キッチンをIHに近々変更予定だ。認知症あるあるらしい。病気で料理が出来るうちに安心してヘルパーさんと共に楽しんで料理でもしてもらうため、生きたお金を使うことに決めたのだ。


さてあなたはどうする?
払っていないローンがあるあなた----
そういや、最近督促状が来ていないなと思うあなた-----

まだ支払義務のないお金を支払うのか?知識を得てほしい。備えあれば憂いなしだ。

無料にするより、身銭を切った方が身に付くので有料にした。みんなそうして身に付けているのだ。


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