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能力開発ワンポイント

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主に、学生(高校生、大学生)の皆さんへのメッセージです。「学生と社会人のちがい」というのは、就活から社会人の初期には皆が考えるであろうテーマですが、実は、短期間では身につかないこ… もっと読む
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「学ぶ」を学ぶ

「学ぶ」を学ぶ

「大学とは『自分で学ぶことを学ぶ』場所なのです。」(池上彰さんのTwitterから)短く、ズバッと本質を突く池上さんらしいコメントです。

横浜にある美術大学での、今年のキャリアデザイン講義、前期の前半で、学生に伝えてきたことのポイントを挙げてみます。
●メモを取ろう!「記録>記憶」ですよ。
●今の行動が未来を変える。
●人生は川下り、櫂を漕ぐスキルと流れを読む方法を身につけよう!
●話を聴くとい

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虫眼鏡と階段

虫眼鏡と階段

課題とは、「現状」と「あるべき姿」とのギャップ!分かりきったことですね。問題はこのギャップの大きさです。それほど大きくないものであれば、なんとかか頑張れば、埋められそうです。しかし、このギャップがあまりにも大きければ、埋める手立てが思いつきません。あきらめて放置するということになってしまいそうです。
そんな時は、課題の「細分化」と「階段づくり」です。とてつもなく大きく見える課題も、部分的に見ていけ

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「機会費用」を計算したことがありますか?

「機会費用」を計算したことがありますか?

 池上彰さんのTwitterを読んでいます。ちょっとした気づきをメモのようにツイートしているのですが、キャリアデザインのヒントが満載です。
 今日は「池上彰のお金の学校」という著書紹介でしたが、この本のあとがきに印象的な言葉があったのを思い出しました。「機会費用」という言葉です。「ある行動をとることで他の行動がとれなくなる。」よって、「いまとっている行動が、たいへん貴重なものである」と説明されてい

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うまく話せる人の話を観察するためには

うまく話せる人の話を観察するためには

「話が上手くなりたいなら、話の上手い人をみつけて、その人がなぜ話がうまいのかを考えること」と池上彰さんがtweetしていました。全くその通り!と思います。そこで、なぜ上手いのかを考えるためのポイントを私なりに考えてみました。
①声の印象はどうか。
大きさ、高さ、明瞭さ、スピードをまねてみましょう。
②話す順序はどうか。
展開がワクワクする「起承転結」型か、結論を先に言って後から説明するPREP型か

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未来は変えられるか

未来は変えられるか

「バックトゥザフューチャー」という映画をご存じでしょうか。自動車型のタイムマシンを発明した科学者と高校生がタイムトラベルをする話ですが、大ヒットしましたので、多くの方がご存じだと思います。私も3部作のDVD(!)を持っていますが、再放送があれば、必ず見てしまいます。

さて、この3部作のPARTⅡの中に、非常に興味深いエピソードがあります。二人は1985年の閑静な住宅地からタイムマシンで出発して1

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