適応障害の話

今日は最悪な1日でした。


今日はテストがあったけれど、相変わらずやる気が出なかったのでノー勉。最近、""なぜか""やる気が出ない。

そしてそれ以上の問題が課題提出だった。

実は一昨日、私は無理な約束を引き受けてしまったのです。


「課題を出さないとかどういうこと?」

そう、私は課題を出せと言われたことを忘れてしまって帰ってしまった。(私は過度のおっちょこちょいであり、学校ではほぼ毎日必ず何かやらかすので学校に行くのが怖い。)その事を先生に伝えると、「いつ出せる?」と聞かれた。私はなるべく早く出さないとと思い、「明後日なら出せます」と次の出校日を答えた。時間指定無しという意味も含めて。

そうすると先生からは「忘れた奴はみんな今日家から持ってくるのにお前だけ特別扱いか?」と聞かれた。「それを先に言えよ。」と思ったのと「往復3時間かかるのにも関わらず下校後取りに行けなんて無茶言うな」と思いイライラしていた。

先生は私が学校から3市町村隣の場所に住んでいることを思い出して、「今から取りに行っても大変だよな…それならお前だけ特別に明後日で許すよ。」と言われた。これで救われたと思ったが次に先生が口にしたのは衝撃の言葉だった。「明後日の朝8時半、ホームルームの前に職員室まで出しに来て。できるよな?」

えっ……今何と!?私の登校時間知ってるだろ。いつも10時や11時、早くても9時20分より前に着いたことは無いぞ!それなのに敢えて私が来るのが不可能な時間帯を言うのは意地悪にも程がある。と内心ブチ切れていた。

でも早くこのムカつく先生との話を終わらせたかったのと「自分だけ特別に延ばしてもらったのにもうこれ以上延長するのは不可能だ」と悟っていた。それにやたらと「もうこれ以上延ばすとお前点無いぞ、いいんだな?」と脅されたから、その場しのぎのように私は「できます」と返事をしてしまった。「できないのにできると嘘をついてしまった」という罪悪感と「こんなもの約束じゃない。強制だ」という怒りが葛藤していた。



その2日後(今日)、私はやはり起きられなかった。昨日絶対に起きないといけないと誓ったのに起きられなかった。体が布団に強い力で吸い込まれるほど重く感じた。「起きなければ。」でも体が言うことを聞かない。助けてくれ……。

結局私が起きられたのは8時少し前。もう確実に間に合わない。それが分かるとあの先生に会うのが怖くて怖くて、何時間も躊躇していた。「申し訳ない…でも怖いよ…会いたくないよ……」と。休むことも考えたけど今日は必ず受けないと留年してしまうテストがあったので、私は行かなければならなかった。結局学校に着いたのはテストが終わった後の昼だったから点数は台無しになったけど、でもそんなことどうでも良いと思っていた。なぜか。



学校に着いてすぐに先生に呼び出された。

私は課題を出す準備をしていた。「遅くなってすみません」と提出するつもりだったが、先生からはまずこう言われた。

「なんで約束を破った?」

その言葉を聞いた瞬間、一昨日に嘘をついた自分が情けなくて、罪悪感で一杯になって、涙が止まらなかった。我慢しているのに涙がこぼれ落ちる。「人前では自分のネガティブな感情を見せない」と決めたのに。高校に入って学校で初めて泣いた。

涙を流しながらも泣き顔を打ち消そうとして真剣な顔で、「できないのに、できると嘘をついてしまいました…」とかすれ声を振り絞って答えた。「私は嘘つきで約束の守れない最低な人間だ」と脳内で責める言葉があるので今にも癇癪を起こしそうになりながら、それでも冷静にと心掛けた。すごく苦しかった。この時、私ってLIIだけどやっぱF型なんだな…って実感した(ソシオニクスとMBTIという性格指標の話)。

私は正直に伝えた。反省もした。次からは無理な約束を引き受けないと心に誓った。先生が言ったのは意外な言葉だった。

「お前はできるはず」

どうして???

「遠足の時は朝早かったけど来れてたよね?どうして今日は来れないの?」

遠足の事なんてとっくの昔の話を聞かされて、「過去の私と同一視しないで!今は今。もし明日遠足なら間に合わないから休むし」と本気で思った。


しかしよく考えてみると、その時も遅刻はしていた。

「先生が言いたいのは私は怠けているからやりたくないことはできないと言うことだな…」と察した。でもそれは違う!本当に体調が悪くなるんだ!動けなくなるんだ!と心の中の聞こえない声で叫んだ。



明日はテストなのに、まともに勉強もできなくて、「明日提出できます」と別の先生に言ってしまった課題を次は終わらせようとそちらを優先して取り組むのだけれど、精神状態はそれどころじゃなかった。涙も鼻水も止まらないわ動機はするわでそんな自分の精神を押し殺して課題に取り組んだ。

だけど、無理だったんだ。私にはとてもできる状態じゃなかった。


ここで「なんで課題はできないのにnoteの記事は書けるんだ」と疑問に思う人がいるだろう。

しかし私は本当に、今課題をやろうとすると気管が苦しくなる。課題をやること自体が苦痛なのもそうだけど今日の場合は課題をやることによって課題に関する膨大なストレスが蘇る。体の調子が優れない。



「あぁ…こんな自分わがままな怠け者だな…」と学校から帰ってきてずっとずーっと泣いていて、気付けばこんな時間になっていた。

寝れば良くなるだろうと思ってベッドにつくのだけど、親に「鼻をすする音がうるさい。」と追い出されて今リビングでこの記事を書いている。


この症状は適応障害と言うんだな…単なる怠けやわがままとは違うんだな…と思って安心している(仮に怠けやわがままが原因の人がいたとしても悪いことだと捉えてきちんとやれと強要するのは精神衛生上良くないと思うけどね)。


先生も親も、周りの大人達には理解してもらえない苦しみ。


とりあえず明日はテスト最終日なのでテスト頑張ります。体調崩さないといいな。

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