コケティッシュ・トーキョー

見せたいものがあるんだと
あなたはあたしを連れ出して
真剣な顔して乗り込んだ先は首都高
最近こういう時間取れなかったよねと言いながら
だんだんハマっていくループライン
開けた視界のその先には
どんな映画のシーンより
美しいものを魅せてくれたの

濡れたガラス越しに映る東京
今夜はより一層眩しくて
輝る雫が滴る東京
幻みたいに一層眩しくて
眠らない街も今夜は少し
クールダウンしてるみたいね

光と光が反射しあって
濡れた路面に光が踊ってる
スモークを纏う不夜城の間を
すり抜けて走り抜けて
あたしたちの間を静かなジャズが通り過ぎていく
特に何にも話さない
でも想いは通じ合っている感覚
きっと今考えてることは同じ
この沈黙は美しいよね

濡れたガラス越しに映る東京
今夜はより一層眩しくて
輝る雫が滴る東京
幻みたいに一層眩しくて
眠らない街も今夜は少し
クールダウンしてるみたいね

こんなに雨の東京が艶っぽいなんて
あたしはずっと知らなかった
あなたが教えてくれた
大きな大きな宝箱