ロボットとプログラミング リアルとバーチャルな世界
おはようございます!
今日はいい天気ですが、明日からはどんよりが続く予報。洗濯は今日中に。
ロボットプログラミング教室のオンライン化
ロボットプログラミング教室を行っている私ですが、このオンライン化の流れに乗ってオンライン化できないか検討しています。
しかし!
そうは問屋が卸さないのが世の常。プログラミングだけならいくらでもオンラインでできるのですが、ロボットはそうはいきません。
なぜでしょうか?
リアルとバーチャル
それは、ロボットはリアルだからです。
それに対し、プログラミングはバーチャルな世界。命令の通りに事は進みます。それをロボットに入れるのだからうまくいくでしょう?
そう考えたあなたは、あ、ま、い!
部品工場などでロボットが組み立てや分類していますよね。全部プログラム通りにいくなら人なんていらないじゃないですか。でも必ず監視する人がいます。それは必ずしもプログラム通りに動かないことがあるということです。
実際にロボットプログラミングをしてみると、プログラム上ではうまく動くはずなのに、ロボットはその通りに動かないということは多々あります。
その要因は、ロボットの部品の摩耗やタイヤの汚れ、周辺環境の変化など多岐にわたります。
それらを考慮したうえでロボットの動きを制御するプログラムを制作することが重要です。
リアルなものを動かすから、結果を求めるには同じ環境下で行い、それをしっかりと観察できることが必要なのです。
実際に試してみた
4,5月にオンラインでロボット講座を行いました。この準備は入念に行い、教室と家庭での環境の違いを考慮したうえで、カリキュラム内容を厳選して行いました。結果、うまくはできていたのですが、奥深い部分については教室での実施が望ましいと判断したのです。
では、プログラミングだけを教えればいいかというとそうでもありません。先ほどもいったようにプログラミングはあくまでバーチャルな世界。1か0の判断しかありません。なので、うまくいくか、いかないかの2択になります。
プログラミングの世界だけで完結する仕事ならいいのですが、実際に人が使う物などを動かすプログラムでは、リアルな世界に引き戻されます。その際に、いろいろな環境下で、さまざまなテスト、さまざまな判断を下すことができるようにリアルな世界をじっくりと検証分析していく必要があります。
それは判断するのは人間の能力なのです。
まとめ
ロボットプログラミング教室とプログラミング教室はリアル世界を扱うかどうかという部分で大きく違います。リアルな世界を扱うことで、現実世界が見えてくるというのは否めないでしょう。
人間はリアルです。遠い未来マトリックスみたいな世界になるかもしれませんが、今を生きる私たちにはリアルな世界を見つめ、その環境にあったモノづくり、プログラミングを行う能力が必要です。
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